次期フィットシャトルが開発中、1.5L Sport Hybrid i-DCDを搭載
ホンダの主力ワゴン車であるフィットシャトルのフルモデルチェンジが計画されている。
現行フィットシャトルは2011年に先代フィットのラゲッジ拡張版として発売された。エアウェーブ後継車の位置付けでもあり、広いトランクルームと優れた燃費性能によりホンダの中でも人気車種の一つである。
本家のフィットよりもハイブリッドエンジン搭載車が選ばれやすいのもフィットシャトルの特徴であった。ホンダの1.5Lハイブリッドシステムは昨年2013年に発売したフィットハイブリッドより、新開発のSport Hybrid i-DCDに切り替わっており、次期フィットシャトルもこの新システムが搭載されることになる。
さらに、フィットより重量増となるフィットシャトルは、ヴェゼルハイブリッドのように直噴化される可能性もあるだろう。
次期フィットシャトルの発売は2014年秋頃の予測、DCTリコール対応は沈静化
またハイブリッド向けトランスミッションの7速DCTはリコール続きで、特に今年に入ってからホンダは対応に追われてきた。この影響で新規車種の量産開始時期が順延されるなどあったが、消費税増税後の受注減を機に落ち着きを見せており、フィットシャトルのフルモデルチェンジは2014年秋頃となる公算が強い。
フィットシャトルの現行モデルは販売期間わずか3年で次期モデルに移行することになるだろう。
フィットと次期フィットシャトルのCピラー以前の基本デザインは、インテリア、エクステリアを含めて共通部分が多くなり低価格化が図られるとされる。