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次期フィットのエクステリア画像、デザインは期待値以下か
社外秘とされる次期フィット(海外名JAZZ)のエクステリア画像がインターネット上に流出している。
次期フィットの流出画像を見てみると、フロント周りは次期ストリームを連想させるものとなっており、特にヘッドライトからグリルにかけてのラインにおいてデザインの流用が見られる。次期ストリームというのは、中国で車名JADEとして2013年秋に発売されるモデルで、日本発売は2014年になるということだ。このグリルラインと一体化した横長のヘッドライトは2009年デビューのインサイトでも見られた造形でもあり、正直に言えば古臭くも感じてしまった。
(写真は比較参考車、次期ストリーム)
また、次期フィットは側面のデザインも素晴らしいとは言い難い。全幅は現行フィットと同じく1695mmで、5ナンバー枠をフルに使った寸法なのだが、室内幅は20mmアップし居住性の向上が図られる。ある意味では進化と言えそうだが、外観デザインの自由度が犠牲になっている可能性があるだろう。ドアノブ高さにあるサイドのキャラクターラインは非常にチープな印象で、軽自動車か商用車にも思えるレベル。せめてライバルの日産・ノートぐらいのレベルに造り上げることはできなかったのだろうか。
(写真は比較参考車、ノート)
ただし、次期フィットのリアデザインはカッコイイ
一方で次期フィットのバックデザインは、なかなかの好印象を感じた。基本的には現行モデルからのキープコンセプトであるが、リアコンビネーションランプとハッチゲートの左右のストップランプはボルボ・V40のそれに近く、以外にもフィットの雰囲気に合っていると感じた。
(写真は比較参考車、ボルボ・V40)
次期フィットの発売日は9月上旬になる見込みだ。