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ホンダが新型セダンのクライダーを上海モーターショーで発表
ホンダは上海モーターショー2013で、中型4ドアセダンの市販モデル、クライダーを初公開した。
中国といえば他国に比べて4ドアセダンの人気が高いが、ホンダがこの市場開拓を狙って投入したのがこのクライダーというわけである。
実はこのクライダーは、昨年の北京モーターショーで公開されていたConcept Cの市販モデルにあたる。「C」には「Cool, Challenge, China」の3つのCで始まる単語を意味として含めたとしていたが、当時は「Civic」の「C」ではないかという推測が広まっていた。実際にはCRIDERと名付けられた新型車となった。
シビックにはない上質感と広さがクライダーにはある
クライダーのボディサイズは、全長4650mm×全幅1750mm×全高1505mmとなっており、シビック以上アコード未満といったところ。全高がたっぷりと取られ、後部座席の居住性を重視した仕様となっている。
パワーユニットは直4 1.8Lのi-VTECを採用。特にハイブリッドなどといった新技術の投入については言及されておらず、安くて大きいセダンが求められる中国市場に照準を合わせた車種であるのがわかる。
龍をモチーフとしたエクステリアは、ボディサイドに深く絞りが入れられ、フロント周りは直線基調で力強さが表現されている。メッキグリルなど上質感を高めるパーツも多用されており、シビックとはまた異なる価値観で設計されたモデルと言えるだろう。
クライダーは、Concept Cの規格段階から中国スタッフを中心に据え、日中混合チームが力を合わせて開発したという。発売は2013年6月に中国で計画されている。日本発売の予定はない。
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