新型BR-Vがインドネシア国際モーターショーで発表される予定、7人乗りコンパクトSUV
ホンダの新型BR-Vが2015年8月20日より開催されるインドネシア国際モーターショーでワールドプレミアされる予定となっている。
現在のところはスケッチ画像の公開にとどまっているわけだが、そのボディラインからはクロスオーバーSUVスタイルの新型車であることが判断できる。
これまでホンダのクロスオーバーSUVの中にはHR-VやCR-Vといった車種があったが、これらとネーミングが近いBR-Vもやはり同じカテゴリーのモデルとして扱われるだろう。
ただし、ホンダはBR-Vをクロスオーバーユーティリティビークルというジャンルのクルマとしている。その所以ともなっているのがシート配列にあり、BR-Vは3列シート7人乗り仕様となっている。
クロスオーバーSUVに3列目シートを採用するモデルは、ホンダでは2007年発売のクロスロードがあった。最近では日産・エクストレイルにおいて3列シートモデルが加わったことで、7シーターSUVが再び注目されつつある。
BR-Vは7シーター、日本市場向けとしては3列目が狭すぎる可能性も
BR-Vのボディサイズはまだ公表されていないが、搭載されるパワートレインとしては1.5Lガソリンエンジンと先進のトランスミッションとしており、恐らくヴェゼルに近いサイズ感になるのではと考える。そうなると最後列座席に大人が座ると相当窮屈になることが予想され、日本市場での販売はやや厳しいか。
ホンダの新興国市場向け車種としてはBセグメントセダンのシティが日本市場への導入実績があるが、今回のBR-Vが日本発売される可能性は今のところ非常に低いと考えるのが妥当だろう。