現行型フィットが売れない、販売不振の原因は【ホンダのコンパクトカー】

フィット
FIT CROSSTER CUSTOM 004

FIT CROSSTER CUSTOM 東京オートサロン2022

2001年に登場した初代フィットは、センタータンクレイアウトによる広い室内空間と、多彩なシートアレンジを実現したことで、大ヒットとなった。

そして、昨年2020年2月に登場したのが4代目フィットであるが、この現行型モデルの販売状況が良くない。

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次期【フィット5】フルモデルチェンジいつ?2026年予想、ジャパンモビリティショー2025プロトタイプ期待、ホンダ2024年末発表の次世代小型e:HEV搭載か【最新情報】2024年9月の一部改良で値上げ、ガソリン 1,720,400円~、RS 2,153,800円~、ハイブリッド 2,138,400円~
新型【フィット5】のフルモデルチェンジは、現行型フィット4が2020年に登場して以来、技術革新とデザイン刷新が求められる中、次世代への進化を予感させます。従来のモデルサイクルから、2026年頃のフルモデルチェンジが見込まれ、2025年10月30日に開催されるジャパンモビリティショーでプロトタイプ公開が期待されます。エクステリアの大胆な変更に加え、次世代小型e:HEVシステムや新開発1.5Lエンジン、電動AWD、薄型高出力バッテリーパック、効率的なパワーコントロールユニットなど、先進技術の採用で燃費性能・走行性能の向上が狙われています。市場環境の変化や競合他社の動向(トヨタヤリス、日産ノート)を踏まえ、ホンダは電動化戦略と革新を推進し、国内外での販売拡大とブランド価値の向上を目指す新たな一歩となるでしょう。新型フィット5は、革新的なデザインと最先端技術が融合し、快適な走行と環境性能を実現することで、ユーザーの多様なニーズに応え、都市部から郊外まで幅広いシーンでの利用が期待されます。

現行型フィット、序盤は好調だったが結果はヤリスに大敗

現行型フィット発売当初は、好調な受注を得ていた。同時期に発売されたライバル、トヨタ・ヤリスとの販売競争が取り沙汰されるなか、2020年上半期の販売台数は、ヤリスの48,129台に対し、フィットは50,029台。僅差ながらもフィットの販売が優勢であった。

フィット ホンダ

現行型フィット

しかしその後、フィットの勢いは早々に失速した。逆にヤリスは、シリーズにヤリスクロスを追加するなどで、販売台数を伸ばしてきた。

フィット リアコンビネーションランプ

現行型フィット

2020年度の年間販売台数によれば、ヤリスが乗用車トップの202,652台、フィットが94,311台という結果となり、フィットは大敗を喫した。

フィット シート

現行型フィット

フィット インテリア

現行型フィット

現行型フィットの販売不振はN-BOXの好調が原因か

実は、このBセグメントハッチバックというセグメントは、この20年の間に日本では売りづらいカテゴリに変わってきた。すぐ下の軽自動車セグメントで、商品力の高いスーパートールワゴン車種が増え、多くの国内ユーザーが軽自動車にシフトしてしまったのである。

フィット リアシート

現行型フィット

フィット ラゲッジスペース

現行型フィット

ホンダもこのトレンドに乗り、N-BOXを大ヒットさせたわけだが、これはフィットのユーザーを減らすことにもなった。パッケージングを効率化させたり、利便性を追求しただけでは、Bセグメントカーは軽自動車に勝てない時代となっている。

N-BOX

ホンダ N-BOX

一方でヤリスは、スポーツ志向の強いモデル、あるいは専用設計のSUVといった個性的なモデルをラインアップすることで、普通車クラスならではの価値を提供し、販売実績に結びつけることに成功している。

ヤリス フロントグリル

トヨタ・ヤリス

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