ミラココア後期型が発売、燃費性能向上と豊富なカラーバリエーション
2014年8月26日、ダイハツのミラココアがマイナーモデルチェンジを受けた。
ミラココアは2009年にデビューし、今年で販売5年目を迎えるモデルとなる。新たなエクステリアデザインが与えられ、後期モデルの販売がスタートした。
フロントバンパーには新デザインが適用され、従来モデルよりも上質感のある造りとなった。カラーバリエーションが増やされたこともアピールポイントとなっており、内装パネルカラー3色とシートカラー3色の組み合わせによる計9パターン。エクステリアカラーはツートーンを含めた15色が用意される。
パワートレインにも改良が加えられ、クールドi-EGRおよびCVTサーモコントローラーを採用。JC08モード燃費は従来型26.0km/Lから新型29.0km/Lへ、4WD車は従来型25.6km/Lから新型25.6km/Lへ向上する。最新型ミライースで採用されているダブルジェットインジェクタの採用は見送りとなったが、全車エコカー減税100%対象(免税)となる。
デザイン重視の派生軽自動車、女性はダイハツ・ミラココア、男性はスズキ・ハスラー
ミラココアは、ミラの派生車として生まれたモデル。全高は1530~1560mmとなっており、主力軽ワゴン車の多くが1.6mオーバーとなっている中では、見た目にも少し小さく感じる。同クラスのボディサイズでターゲットを女性ドライバーとしたライバル車としてはスズキ・アルトラパンがある。ただし、最近のトレンドでは全高1665mmのスズキ・ハスラーが対抗となっていそうだ。
上の写真はスズキ・ハスラー。こちらもおしゃれなツートンカラーの設定があり、ヘッドライト形状もミラココアに近いがやや男性向けのイメージに仕上げられている。