新型MINIクーパークラブマンは大型化でCセグメントカーと直接対抗
BMWのMINIクーパークラブマンがフルモデルチェンジし2015年11月7日に日本での発売日を迎えることになった。
(写真は新型MINIクラブマン、フランクフルトモーターショー2015)
新型MINIクラブマンのボディサイズは全長4253mm×全幅1800mm×全高1441mm。ホイールベースは2670mmとなった。MINIシリーズ最大のボディサイズが与えられ、見た目の印象はおしゃれなCセグメントカーといったところ。日本市場ではVW・ゴルフ、アウディ・A3、BMW・1シリーズ、メルセデス・Aクラスといった輸入コンパクト勢がライバルとなってくるだろう。
新型MINIクラブマンは4ドア+観音開きラゲッジを採用、344万円から
先代型MINIクラブマンから大きく変化したのは、独立したリアサイドドアの追加である。先代クラブマンでは、サイドの前後ドアはクローズド時には3ドア風に見える観音開き式となっていた。これは歴代の3ドアモデルへ敬意を払ったものと想像するが、やはりオーソドックスに前後で独立したサイドドアが装備された方が利便性は高い。
ただし、ラゲッジドアについては、新型MINIクラブマンについても観音開きドアが継続採用されている。片開きでコンパクトに開閉できるこのドアは日常でよくあるハンドバッグサイズの荷物の出し入れが非常に捗る。
ラゲッジスペースについては、まさにCセグメントで前述のゴルフらと遜色ない。5人乗り状態ではラゲッジ容量は360L。リアシートを倒すことで1250Lまで拡大可能だ。
グレード別では、MINIクーパークラブマンとして車両価格は344万円。直3 1.5Lターボエンジン搭載で最高出力136ps、最大トルク22.4kgmのスペック。トランスミッションは6速ATを採用。
さらにMINIクーパーSクラブマンも設定され車両価格は384万円。直4 2.0L ターボエンジン搭載で最高出力192ps、最大トルク28.6kgm。こちらは8速ATが採用される。