BMW 7シリーズロングにV12モンスターエンジン搭載、ジュネーブモーターショー画像
BMWのフラグシップセダン、7シリーズが2015年に6代目の新型へフルモデルチェンジされていた。その最上級モデルとなるM760Li xDRIVEが今月3月に開催されたジュネーブモーターショー2016で初公開された。
M760Li xDRIVEに搭載されるのはMパフォーマンスによって仕上げられた6.6LのV12ガソリンツインターボエンジンとなる。そのスペックは最高出力600hp、最大トルク81.6kgmで、まさにモンスターエンジンといったところだ。
BMW M760Liの対抗はV12搭載のメルセデスSクラスロング、プラグインハイブリッドの740Le xDriveも出展
BMW M760Li xDRIVEのボディサイズは全長5238mm×全幅1902mm×全高1485mm、ホイールベースは3210mmとなる。ロングホイールベース仕様の大型サルーンながらも0-100km/h加速で3.9秒というパフォーマンスが与えられる。駆動方式は4WDでトランスミッションは8速ステップトロニックが採用される。
M760Li xDRIVEは2016年内にも欧州発売される見込みとなっている。ボディサイズが近いメルセデスブランドのV12エンジン搭載モデルとしては、S 600 longが税込車両価格2295万円、Mercedes-AMG S 65 longが同3264万円であり、これらの対抗となる車両価格が設定されるだろう。
BMWではこの他に、同じ7シリーズ ロングホイールベース版のプラグインハイブリッドモデル、740Le xDriveが出展された。