M4コンバーチブルを発表、M4クーペがベースのリトラクタブルハードトップ仕様
BMWが今月4月に開催のニューヨーク国際オートショー2014で公開したM4コンバーチブルの写真を入手したので紹介する。
BMWは2013年12月にクーペの頂点に立つフラッグシップモデルとしてM4クーペを発表しており、翌月のデトロイトモーターショー2014で車体を公開したばかり。今回はそのオープンモデルとなるM4コンバーチブルのワールドプレミアとなった。
リトラクタブルハードトップシステムはベースとなる4シリーズ カブリオレ譲りで、開閉時間20秒、18km/h以下で動作するもの。ドライバーが気軽にオープン走行を楽しめる仕様となっている。
インテリアやエクステリアのデザインは基本的にM4クーペのものを採用しており、レザー製スポーツシートがクールな印象を与える。
M4コンバーチブルに搭載されるエンジンは431馬力の直6ツインターボエンジン
パワートレインについてはM4クーペと同様のシステムがM4コンバーチブルに採用されている。直6 3.0Lの直噴ツインターボエンジンがメインユニットとして積まれ、その最高出力は431ps、最大トルクは56.1kgmという仕様。トランスミッションは2タイプ用意され、6速MTについては0-100km/h加速を4.6秒、7速DCTの方は同4.4秒という加速性能を誇る。
やはり電動コンバーチブル化されたゆえ、M4クーペとの比較では重量増となっているわけだが、それでも先代モデルに相当するM3コンバーチブルからは41kgの軽量化を実現している。
2014年夏には米国のショールームに展示されるスケジュールとなっており、日本発売も待望されるところである。