BMWが9シリーズの発売を2016年に計画、VISION FUTURE LUXURYが中国発表

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BMWが9シリーズを予告するコンセプトカー、ヴィジョン フューチャー ラグジュアリー

BMWが現行フラグシップである7シリーズのさらに上級にポジショニングされる新型セダン 9シリーズの開発を進めているという噂があったが、その進捗を裏付けるコンセプトモデルが先月4月に開催された北京モーターショー2014でワールドプレミアされた。

(写真はヴィジョン フューチャー ラグジュアリー、北京モーターショー2014)
BMW 9シリーズ

このBMW VISION FUTURE LUXURY(ヴィジョン フューチャー ラグジュアリー)と名付けられたコンセプトカーは、将来は9シリーズとしてBMWのフラグシップとなるモデル。ドイツ3大プレミアムブランドの中でも、BMWは比較的スポーティなイメージの強いブランドと考えるが、世界最大とも言われる中国の自動車市場では、ラグジュアリー路線での市場開拓も目論んでいることを宣言するモデルとなった。

BMW9シリーズは、ロールスロイス次期ファントムのプラットフォームと共用

9シリーズのプラットフォームはBMW傘下の高級ブランドでもあるロールスロイスの次期ファントムと共用される。

BMW 9シリーズ コンセプト

キドニーグリルの左右に配置されるヘッドライトはBMWの現行ラインアップにはない新デザインが採用された。

BMW 9シリーズ ヘッドライト

リアビューは、薄く横に長いリアコンビネーションランプが特徴的である。ボトムのエグゾーストの他に左右両サイドのエアアウトテークがアクセントとなっている。

BMW 9シリーズ リアコンビネーションランプ

サイドのドアは観音開きとなっているが、これはショーモデルのみと考える。

BMW 9シリーズ 内装

センターコンソールは前席後席を貫く大型のもので、これが構造体としても十二分に機能を発揮することを想像させる。やはり大型のラグジュアリーカーとは言え、BMWが作るとなるとスポーティな走行に耐えうるボディ剛性が求められるだろう。

BMW 9シリーズ コンセプト シート

フロントシートヘッドレスト下には後席用のモニターも設置されている。

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