新型X4はX3がベースの4ドアクーペSUV、2014年内にも発売開始のスケジュール
BMWは、4月16日から米国で開幕中のニューヨーク国際オートショー2014で、X4をワールドプレミアした。
BMW X4は、昨年4月に行われた上海モーターショー2013で出品されたX4 コンセプトの市販版にあたる。
Xシリーズでは、X3のクーペモデルという立ち位置で、X6より一回りコンパクトなスポーツ・アクティビティ・クーペとして新たな展開を期待されていた。今回の市販型発表により、その発売が2014年中にも実現しそうである。
BMW X4のボディサイズは、全長4671mm×全幅1881mm×全高1624mm、ホイールベースは2810mmとなった。X4 コンセプト時のボディサイズと比較すると、やや全長が長くなった代わりに横幅はよりコンパクトに仕上がっている。
ベースとなる標準的なコンパクトSUVのX3に対して、X4は4ドアクーペ+SUVという変則的なスタイリングを特徴とする。
X4の全高はX3より36mm低くすることで重心を落とし、スポーティな走りに拘っている。一方で積載性にも考慮してあり、標準500Lのラゲッジスペースはリアシートを倒すことで1400Lに拡大される。
X4米国仕様の多彩なエンジンラインアップが設定される、日本仕様は未定
新型X4は搭載されるエンジンによって6タイプが用意される。
まずはガソリンターボエンジン搭載車として、xDrive 20i(直4 2.0L 最高出力184ps)、xDrive 28i(直4 2.0L 最高出力245ps)、xDrive 35i(直6 3.0L 最高出力306ps)が設定される。
ディーゼルターボエンジン搭載車としては、xDrive 20d(直4 2.0L 最高出力190ps)、xDrive 30d(直6 3.0L 最高出力258ps)、xDrive 35d(直6 3.0L 最高出力311ps)がラインアップされる。