BMW i8は1.5Lハイブリッドエンジン搭載の環境性能を重視したスポーツカー
BMW新型i8の日本市場へのデリバリーが2014年夏頃に予定されている。
BMWの新型i8は、昨年のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアされたスポーツハイブリッドカー。既に日本市場に向けても東京モーターショー2013での出展があり、価格発表もされていた。
メインユニットは3気筒 1.5Lのガソリンターボエンジンがリアミッドシップに搭載される。そのパフォーマンスは最高出力231ps、最大トルク32.6kgmとなりリアドライブを担う。これに、フロントドライブとして最高出力131ps、最大トルク25.5kgmのモーターが加わったハイブリッドシステムとなる。トランスミッションは6ATの採用だ。
リチウムイオンバッテリーは車体中央に配置され、外部電源からの充電も可能としたプラグインハイブリッド方式が採用されている。
BMW i8日本仕様の高過ぎる車両価格
BMW i8のボディサイズは全長4689mm×全幅1942mm×全高1293mm、ホイールベースは2800mm。カーボン製の基本骨格によって車体重量1485kgという軽量ボディを実現している。0-100km/h加速は4.4秒を誇る。
前後重量配分は50:50。4人乗り仕様ではあるがリアシートは小さい。
BMWのシンボルでもあるキドニーグリルの穴の部分は閉じられており、エアインテークの役割は与えられていない。
さて、新型i8日本仕様の車体価格は1917万円に設定されているのだが、これが随分と割高な印象を受けている。他市場での価格と比較してみると、米国が13万5925ドル(日本円換算1382万円)、英国が9万9845ポンド(1702万円)、ドイツが12万6000ユーロ(1747万円)となっている。