電気自動車【アリア】2022年5月12日発売 EV補助金で実質負担400万円台、エントリー「B6」が539万円

アリア

アリアB6 EV

日産は新型アリア「B6」の新たな発売日として2022年5月12日を設定している。

新型アリアの通常グレード「B6」(66kWhバッテリー/2WD)は、車両本体価格539万円のエントリーグレードとなる。同グレードの注文受付はオンラインで受付中で、その発売時期として2022年4月が予告されていた。しかし、これは半導体など自動車部品の供給不足の影響により延期されていた。

新型アリアについては、先行して日本専用限定車の「limited」が2021年6月より予約受付中であった。なかでも「B6 limited」は上級オプションを装備し、660万円というプライスが設定されていた。今回発表された通常グレード「B6」は装備が簡略化されており、シリーズのなかでもエントリーモデルに相当するグレードとなる。

アリアB6

通常グレード「B6」で省かれた主な装備は、電動パノラミックガラスルーフ、BOSEプレミアムサウンドシステム&10スピーカー、プロパイロット 2.0、プロパイロット リモートパーキングとなる。通常「B6」には、人気のプロパイロット関連の装備が含まれておらず、多くのユーザーがオプション追加することが予想される。

アリアB6 日産

新型アリアに後追いで、今回の通常グレードが追加されることは、「limited」シリーズの発表段階で明らかにされていた。そして、その車両本体価格は補助金を差し引いて500万円前後になることも予告されていた。

アリアB6 シート 日産

アリア B6 limitedは間もなく終了、残る3つのlimitedは受注継続

「B6 limited」は今冬(2022年1月見込み)より納車が始まる計画で、今回の通常「B6」の発表により2021年11月21日を以ってオーダー受付を終了する。

アリアB6 リアシート 日産

残り3つのリミテッドモデル、「B6 e-4ORCE limited」、「B9 limited」、「B9 e-4ORCE limited」は引き続きオーダー受付中で、2022年夏の発売が予定されている。

アリアB6 フロントグリル

リミテッドモデルの車両価格とWLTCモード航続距離は以下の通り。

【66kWhバッテリー搭載車「B6 limited」】
・2WD、660万0000円、最大450km
・e-4ORCE(4WD)、720万0600円、最大430km
【91kWhバッテリー搭載車「B9 limited」】
・2WD、740万0800円、最大610km
・e-4ORCE(4WD)、790万0200円、最大580km

日産 アリアB6

新型アリア Limitedの初期受注、10日で約4000台を達成

アリア 予約

アリアの予約ユーザーの年齢層は40代以上で占められる

ユーザーの年齢層についても発表されており、ほぼ40代以上で占められていることも明らかとなった。

アリア インテリア

アリア リミテッドモデルの車両価格は約660~790万円となる。そこから差し引かれる補助金としては国からの42万円が少なくとも受けられる見込み。さらに都道府県から補助金や、環境省の再生可能エネルギー100%電力調達要件などを満たすと、受けられる補助金の合計は最大で100万円を超えるケースも出てくる。ただし、それでも実質負担金が車両価格としては高額であることには変わりがなく、30代以下からの購入比率は低い水準に留まった。

【初期受注の年齢層】

  • 20代 3%
  • 30代 9%
  • 40代 24%
  • 50代 33%
  • 60代以上 31%

EVアリアの「銅」をイメージさせるテーマカラー、暁-アカツキ- サンライズカッパーの選択は15%に留まる

ユーザーの年齢層が反映されたのか、カラー選択も保守的な色合いが好まれる結果になった。

【ボディカラー】

  • バーガンディー(PM)/ミッドナイトブラック(P)2トーン(特別塗装色) 18%
  • シェルブロンド(M)/ミッドナイトブラック(P)2トーン(特別塗装色) 27%
  • 暁-アカツキ- サンライズカッパー(M)/ ミッドナイトブラック(P)2トーン(特別塗装色) 15%
  • プリズムホワイト(3P)/ミッドナイトブラック(P)2トーン(特別塗装色) 27%
  • ミッドナイトブラック(P)(特別塗装色) 13%

2019年の東京モーターショーでのアリアコンセプト発表時からのテーマカラー、暁-アカツキ- サンライズカッパーを選択するユーザーは15%に留まる。

アリア リアコンビネーションランプ
人気はシルバー系のシェルブロンドと、白色系のプリズムホワイトで、この2色を合わせて、全体の過半数を超えている。

アリア

日産アリア、ライバルはモデルYよりも、トヨタ・bZ4X/スバル・ソルテラ

アリアと直接対抗、トヨタ&スバルのEVも同日発売

「新型アリア」のボディサイズは全長4595mm×全幅1850mm×全高1655mm、ホイールベースは2775mmとなる。最小回転半径は5.4m。

アリア 発売
最先端の運転支援技術が標準搭載されており、「プロパイロット 2.0」はハンズオフドライブ、車線変更追い越し支援に対応。「プロパイロット リモート パーキング」では、車外からのインテリジェントキー操作によって、駐車場でのクルマの出し入れが可能となる。

何かとテスラ・モデルYと比較されがちなアリアであるが、実際に直接対抗するモデルは、トヨタ・bZ4Xの市販型、及びその姉妹車種のスバル・ソルテラと見ている。ともにSUVのタイプでボディサイズも近くなるだろう。

bZ4Xコンセプト

bZ4Xコンセプト

これら国内ブランドの有力なライバル車種は、来年2022年の市販化が想定されており、国内EV市場のムードは激変することになる。

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