ホンダ新型グレース、1.5L iDCDハイブリッド搭載でまもなくデビュー
ホンダの新型コンパクトセダン、グレースが2014年11月2日に正式発売される見通しとなった。10月中にも予約受付がスタートすると予想される。
ホンダはこれまでインドをはじめとするアジア新興国市場を中心にシティの車名でコンパクトセダンを販売してきた。本モデルからは車名をグレースとして日本でも販売されることになる。
一方でホンダは、フィットハイブリッドおよびヴェゼルハイブリッドに搭載される1.5Lのi-DCDハイブリッドパワートレインのリコール対応にここのところ追われきた。そのため新型車投入スケジュールが大幅に乱れていたが、今回ようやくグレースの発売に漕ぎ着けそうだ。
グレース日本仕様には、その問題のあった1.5Lのi-DCDハイブリッドが搭載される。もちろん問題は解決済みで、日本仕様はハイブリッド専用車ということになる。
ホンダ・グレースのライバル車はトヨタ・カローラアクシオハイブリッド
このクラスのコンパクトセダンでハイブリッドエンジンを搭載しているのは、トヨタのカローラアクシオとなる。カローラアクシオのハイブリッドモデルは車両価格198万円からの設定となっているが、直接対決となるグレースはこれより安いスタート価格になることが予想される。
またカローラアクシオハイブリッドはFFのみの設定であったが、グレースには4WDも設定される見込みで、この辺りがアドバンテージとなりそうだ。
燃費性能は、カローラアクシオハイブリッドがJC08モードで33.0km/Lであった。フィットハイブリッドは同36.4km/Lであり、車体重量が重くなるグレースではほぼ互角になると予想される。