マツダ デミオがフルモデルチェンジ、2014年秋発売、市販プロト画像
新型デミオの発売が2014年秋に計画されている。今回はその市販プロトモデルの画像を紹介したい。
既に新型デミオの生産はマツダ防府第1工場で始まっている。ボディサイズは全長4060mm×全幅1695mm×全高1500mm、ホイールベースは2570mm。4m超えの全長はプロトタイプ限りの仕様かと思いきや、市販モデルもこのボディサイズは変わらないという。国内メーカー製の同クラスのライバル車では、全長4m未満に設定されることが多い。
新型デミオ、ディーゼルもガソリンもマニュアルトランスミッション有り
新型デミオに搭載されるエンジンは、1.3LガソリンのSKYACTIV-G 1.3と1.5LディーゼルのSKYACTIV-D 1.5の2タイプがラインアップする。SKYACTIV-G 1.3に搭載されるトランスミッションはFFモデルは6ATと5MT、4WDモデルは6ATが用意される。SKYACTIV-D 1.5ではFFモデルは6ATと6MT、4WDモデルが6ATとなる。
ガソリン車、ディーゼル車ともにマニュアルトランスミッショングレードが設定されているのが特徴的である。
デミオディーゼルのデリバリーが遅れるという情報もあったが、現在はガソリンモデルに対してその差は縮まっているという。ガソリンとディーゼルは、ほぼ同時期の納車が可能とのこと。
新型デミオのエクステリアデザインは今春のジュネーブモーターショー2014で公開されたHAZUMIコンセプトから大きく変わっていないと感じた。グリル内にしっかりと残されたバンパーラインが欧州風である。KODOデザインによる造形美も然ることながら、ソウルレッドプレミアムメタリックのカラーリングが映え、他のコンパクトクラスカーにはない上質さを感じる。
新型デミオの車両価格、まずはSKYACTIV-G 1.3については現行モデル比で少しの値上がりが見込まれている。エンジン周りがフルスカイアクティブ化されていることがら多少のコストアップは致し方無いだろう。SKYACTIV-D 1.5については、他社ハイブリッドカー並としている。ガソリンモデルで140~150万円程度、ディーゼルモデルで165~175万円程度の税込スタート価格が予想される。