レクサスGSシリーズ、2015年の改変でシングルフレームスピンドルグリル化
レクサスのGSシリーズが2015年マイナーモデルチェンジを受け、V8 5.0Lを搭載するGS Fと、直4 2.0Lターボを搭載するGS200tが追加ラインアップされる計画となっている。
現行レクサスGSは2012年に発売した北米では4代目にあたるモデル。トヨタ・アリストを祖とする系統で、中型のプレミアムセダンとしてのイメージを確立してきた。現行GSは比較的新しいモデルでフロントはスピンドルグリルが採用されているものの、その中にバンパーラインが見えるダブルフレームグリルとなっている。
2015年が予想されるマイナーモデルチェンジでは、GS FとGS200tの追加に加えて、シングルフレームから成る最新型スピンドルグリルの採用が予想される。
GSシリーズに追加されるユニットは、新型RCシリーズのV8 5.0Lと直4 2.0Lターボ
GS Fに搭載されるV8ユニットは、既に発表のあった新型RC Fと同じ2UR-GSEの改良版ということになる。パワーが必要とされない走行域ではアトキンソンサイクルに切り替わることで、燃料消費量を抑制する新技術が導入されており、大型ユニットながらも燃費性能に優れる。
RCシリーズは元々GSをベースに開発されたということで、RCシリーズのパワーユニットをGSに搭載させるのは比較的容易であると考えられる。GS200tについても同様のことが言える。レクサスでは新開発2.0Lターボエンジンを搭載するNX200tを発表しているが、このエンジンは縦置きされることでRC200tに搭載されるだけでなく、GS200tとしてGSシリーズにも導入されることになる。