新型GLA、Aクラスがベースのメルセデスベンツ最小SUVが日本市場に導入
メルセデスベンツの新型コンパクトクロスオーバーSUVのGLAシリーズが2014年5月29日に日本発売となった。
(写真は新型GLAクラス、フランクフルトモーターショー2013)
新型GLAシリーズは、Aクラスのプラットフォームをベースに開発されたコンパクトSUVで、メルセデスベンツのラインアップの中で最も小さなSUVという位置付けになる。
ボディサイズは全長4430mm×全幅1805mm×全高1505mm、ホイールベースは2700mm。同クラスのライバル車としてはBMW X1やアウディQ3が挙げられる。
メルセデスベンツGLAは3タイプのエンジンがラインアップされる
GLAシリーズはレクサスNXシリーズと競合する価格帯となる。
GLA180としてラインアップされるのは、直4 1.6Lの直噴ガソリンターボエンジンを搭載。最高出力122ps、最大トルク20.4kgmのスペックで、組み合わさるトランスミッションはFFの7速DCTのみ。エントリーモデルの税込価格は344万円で、さらにGLA180 Sports が399万円、GLA180 Off-Roadが399万円と設定された。
GLA250は、直4 2.0Lの直噴ターボエンジンと4WDシステムの4MATICを搭載。最高出力211ps、最大トルク35.7kgmのスペックは、先日に日本発売された日産・スカイライン200GT-tに搭載されたM274エンジンと同値であるが、GLAに搭載されるのはその横置きバージョンであるM270エンジンとなる。税込価格はGLA250 4MATICが459万円、GLA250 4MATIC Sportsが499万円、GLA250 4MATIC Off-Roadが499万円となる。
さらにAMGモデルとして、最高出力360ps、最大トルク45.9kgmの直4 2.0L直噴ターボエンジン搭載のGLA 45 AMG 4MATICが730万2000円でラインアップされる。
いずれのモデルも納車時期は2014年秋に向けて準備中とのことだ。