ラクティス後期モデルは燃費性能が向上、新型1.3Lエンジン1NR-FKEを搭載
ラクティスのマイナーモデルチェンジが2014年5月12日に行われた。2010年から販売されている2代目ラクティスは、これにより前期モデルから後期モデルへと移行することになる。
新型ラクティスはフロントデザインのリニューアルにより表情を大きく変えている。メッキ塗装されたグリルフレームの装備に加えヘッドライトはプロジェクター式となり、クリアランスランプにはLEDが採用された。
今回のマイナーモデルチェンジの大きなポイントとして、1.3Lエンジンがトヨタの最新型に刷新されている。先月2014年4月にはヴィッツのマイナーモデルチェンジが行われたが、これに初採用されたのが直4 1.3Lの1NR-FKE型 新開発エンジンである。燃費重視のアトキンソンサイクルを採用しつつも、VVT-iEの導入により出力をカバー。さらにクールドEGRも採用され、アイドリングストップモデルではJC08モード燃費21.8km/Lを達成している。
車両価格はエントリーグレードのX (FF)が1.3Lモデル161万5091円から、1.5Lモデル165万6327円からの設定となった。
ラクティスの姉妹車、スバル・トレジアもマイナーモデルチェンジ
また、姉妹車のスバル・トレジアも同様の改良を受け、5月30日の発売が予定されている。
新型トレジアのグリルデザインは最新のスバルらしい独自デザインが採用された。こちらはFF車でアイドリングストップが標準装備されるなど、ラクティスとはグレード構成が異なる。車両価格は1.3Lモデルが162万8000円から、1.5Lモデルが169万8000円からとなる。