ジェッタ6代目モデルがマイナーチェンジ、ゴルフベースの4ドアセダン
フォルクスワーゲンは開催中のニューヨーク国際オートショーにて、ジェッタのマイナーモデルチェンジ発表を行った。
現行ジェッタは2010年にやはりニューヨークショーで発表された6代目モデル。販売4年が経過するタイミングということで、後期モデルへのマイナーモデルチェンジが行われた。
ジェッタは5ドアハッチバックのゴルフをベースにした4ドアセダン車である。セダン不振の日本市場では、この6代目ジェッタの販売がなされまいままとなっているが、北米市場ではフォルクスワーゲンの主力車種の一つとなっている。
ジェッタ後期モデルはフロントデザイン変更、最新EA288型ディーゼルターボ搭載
さて、今回はマイナーモデルチェンジということでフロントデザインにも手が加えられた。一見わかりにくいのだが、新型ジェッタはバンパーデザインの変更により、グリル上下幅がヘッドライトと同一ラインに揃えられ、パサートと同じ系統のデザインとなっている。
新型ジェッタに搭載されるパワートレインとして新たに直4 2.0LのディーゼルターボエンジンのTDIがラインアップされる。このEA288型ディーゼルターボエンジンはゴルフ、ビートル、パサートといった他車種への搭載も計画されている最新型となる。最高出力150hpのスペックは従来型から+10hpのパフォーマンスアップが盛り込まれる。
世界市場の中でもセダン車の主戦場として位置づけられているアメリカでは、今回のニューヨークショーでこの新型ジェッタの他に、トヨタ・カムリのマイナーモデルチェンジ、ヒュンダイ・ソナタのフルモデルチェンジなど普及型セダン車の見どころも多い。