新型アウディTTがジュネーブで発表、新エクステリアデザインで3代目へ
アウディは今月3月に開催されているジュネーブモーターショー2014でフルモデルチェンジした新型TTを初公開した。
(写真はTTシリーズの中でも310ps 2.0 TFSIを搭載するTTS)
TTシリーズは本モデルで1998年の初代モデルより数えて3代目となる。丸く曲線的であった歴代TTと比較すれば、新型TTは直線的なラインが目立つ。
フロントデザインはシングルフレームのヘキサゴングリルが採用される。内部はブラックのメッシュで覆われており、バンパーラインはすっぽり隠された。ヘッドライトは他のアウディ車のそれとは少し異なり、シンプルな平行四辺形タイプとなりスポーティーなイメージが表現されている。
新型TTのボディサイズは全長4180mm×全幅1832mm×全高1353mmと先代モデルより僅かに小さくなっているがほぼ変わらず。ホイールベースは2505mmで+37mmの延長を受けている。
アウディTTクーペに搭載されるエンジン、コンセプトモデルの最強エンジンは420ps
TTシリーズに用意されるパワーユニットは3タイプ。標準モデルのTTには、最高出力230psを発生する直噴ターボガソリンエンジンの2.0TFSIと184psのターボディーゼルエンジンの2.0TDI。上級モデルのTTSではハイパフォーマンスな2.0TFSIが搭載され、こちらは最高出力310psとなる。
更にこれら市販モデルに追加発表されたのがコンセプトカーのTTクワトロ スポーツである。
こちらは4気筒2.0Lのガソリンターボながらもその最高出力は420psに及ぶ。駆動方式はクアトロの名の通り4WDとなる。