A3カブリオレがフランクフルトで発表され、新型A3シリーズが揃う
アウディがフランクフルトモーターショー2013で公開した新型『A3カブリオレ』を紹介する。
アウディのA3シリーズと言えば、コンパクトな中にもラグジュアリー感を追求した車のパイオニアとも言える存在で、1996年に登場して以来世界中で人気のシリーズである。現行のA3シリーズは3代目にあたり、特にA3 Sportbackは今年の9月から日本市場に導入されている。3ドアの『A3』、4ドアセダンの『A3セダン』、5ドアの『A3 Sportback』に続いて、最後に新型A3カブリオレが発表され、これでシリーズの新型がすべて揃ったということになる。
アウディ新型A3カブリオレにクワトロが設定される
アウディ A3カブリオレのボディサイズは全長4420mm×全幅1790mm×全高1410mm。先代モデルと比較して全長全幅方向に拡大し重心は低く設定された。ホイールベースは2600mmと20mm長くなったおかげか、特に後部座席は非常に広々とした印象となった。全体的なサイズアップの一方で-50kgという軽量化にも成功しており、これは他の新型A3シリーズと同様の特徴である。
電動式ルーフは、マグネシウム合金を構造体として用いた軽量ソフトトップで、開閉時間は18秒、速度50km/h以下であれば走行中でも開閉できる。
また今回のA3カブリオレは、アウディの誇るフルタイム4WDシステムのクワトロが採用された。
現在のところA3カブリオレの日本市場への投入時期は未定となっている。