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NEW 新型【フィット】フルモデルチェンジいつ?2026年頃に期待、5代目はヤリス後追いスポーツイメージ強化?【ホンダ最新情報】2024年9月の一部改良で装備充実の値上げ、ガソリン 1,720,400円~、RS 2,153,800円~、ハイブリッド 2,138,400円~
ホンダが次期フィットハイブリッドを公式発表
ホンダは、2013年9月に新型フィットハイブリッドを発売することを7月19日発表した。35.5~36.0km/L程度と予測されていたJC08モード燃費は36.4km/Lに達し、トヨタ・アクアの35.4km/Lを1.0km/L上回る燃費性能となった。これはガソリン燃料のみで走行する車としては国内最高燃費ということになる。
また、今回はエクステリア画像も正式に公開された。事前リークのカタログ画像のイメージでは、批評の声も多かったが、今回公開された実写真を見る限り、直線基調のラインが次世代的で個人的には好印象を得た。
9月のフィットのフルモデルチェンジは、単にホンダの主力モデルの一新という意味だけでなく、消費税アップ前の駆け込み需要に向けた商品という側面も持っている。各社とも本気の販売体制を計画する中、この新型フィットが売れるかどうかは、車両価格の発表を待ってから言うべきだろうが、このエクステリアデザインであれば新型フィットの善戦を期待してしまう。
新型フィットハイブリッドから搭載されるSPORT HYBRID i-DCD
さて、今回の新型フィットハイブリッドの発表は、メカニカルな部分についても言及があった。ハイブリッドシステムの基本は、従来型IMAハイブリッドと同じ1モーター式であることが踏襲されるが、SPORT HYBRID i-DCD(スポーツ・ハイブリッド・インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)と名付けられたシステムに進化しており、エンジンとモーター間にクラッチが加わることで、完全なEV走行が可能となっている。
ハイブリッドシステムのエンジン排気量は従来モデル1.3Lから1.5Lへ変更され、バッテリータイプがニッケル水素からリチウムイオンに変わったのも進化と言えるだろう。
また、トランスミッションとして、従来のCVTから新開発の7速DCTがこのフィットハイブリッドから採用されるのも大きなトピックである。
公式に発表されたのは以上だが、当然ハイブリッドでない通常のガソリンエンジンモデルの1.3Lと1.5Lも同時デビューされる見込みとなっている。