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NEW 新型【キャラバン 50周年】特別仕様車 50th Anniversary が2023年10月10日発売、消費税込み価格 約348~445万円【日産マイナーチェンジ最新情報】車中泊仕様 MYROOM 2023年度内発売予告、東京オートサロン2022出品コンセプトを市販化
日産キャラバンがフルモデルチェンジ
新型NV350キャラバンが2012年6月15日に発売開始した。先代モデルが2001年のデビューであったから、11年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
この新型キャラバンは昨年2011年の東京モーターショーで初公開され、一般発売は2012年の秋頃になるとされていた。エコカー補助金の対象期間に間に合わせるためなのか、予想よりも早い販売開始に至った。
今回から正式車名を「NV350キャラバン」としている。
新型NV350キャラバンの荷室はライバルのハイエースを超える
新型NV350キャラバンに搭載されるエンジンおよびJC08モード燃費は、2.0LガソリンのQR20DEが9.9km/L、2.5LガソリンのQR25DEが9.1km/L、2.5LディーゼルターボのYD25DDTiが12.2km/Lとなっている。
YD25DDTiエンジンは新開発のクリーンディーゼル・テクノロジーを駆使することで大幅に燃費性能を向上させた。しかし、従来通りNOx処理触媒を装備することから、車両価格は高い。NOx処理触媒が不要なマツダのディーゼルエンジンと比べて、コストパフォーマンスが今ひとつであることは、少し物足りなく感じた。
NV350キャラバンの荷室長は、4ナンバー小型商用車としては最大の3050mmとなり、ライバルのトヨタ・ハイエースに対してわずかに上回るものになる。リアシートは5:5分割可倒式となっているので、長尺物の搭載時でも3名の乗車が可能だ。
商用車初となるプッシュエンジンスターターの設置や、「ライダーシリーズ」をラインアップするなど、業務ユースだけでなく、個人ユーザーを意識した装備も充実するほか、福祉車両設定の「ライフケアビークル(LV)」も発売される。
なお、ディーゼルモデルとスーパーロングボディは2012年7月13日からの発売となる。さらに2012年冬頃にはワイドバージョン車が発売される見込みだ。