日産・キャラバンが一部仕様向上を受けて2022年7月7日に発売された。さらに、キャラバン AUTECHが同日に発売された。
現行ラインアップ販売されるキャラバンは、2012年にE26型としてフルモデルチェンジ発売された「NV350キャラバン」がベースとなっている。その後、2021年10月にガソリン車がマイナーチェンジを受け、この時に呼称を「キャラバン」に戻している。続いてディーゼル車も2022年2月のマイナーチェンジで「キャラバン」のモデルネームに回帰している。
キャラバンが一部仕様向上、消費税込み車両本体価格 2,426,600円から
今回、キャラバンの一部仕様向上では、燃費の性能向上が図られると共に、上級グレードにはオーディオ、ハンズフリーフォンコントロール用のステアリングスイッチが追加された。またカップホルダーの形状変更など、使い勝手の向上も図られている。
消費税込み車両本体価格は、キャラバン バンが2,426,600~3,307,700円、キャラバン ワゴンが2,798,400~4,117,300円、キャラバン マイクロバスが3,463,900~3,774,100円に設定される。
キャラバン AUTECHが発売された
2022年7月7日、「キャラバン」に新たなカスタムカー「AUTECH」が設定された。また、「キャラバン」ガソリン車の一部仕様向上にあわせ、特別仕様車「プロスタイル」、および、車中泊仕様車、「ライフケアビークル(LV)」シリーズ、「ワークユースビークル」シリーズのガソリン車の仕様が一部向上した。
キャラバン「AUTECH」の特徴
キャラバン「AUTECH」は、仕事でもプライベートでもこだわりの一台を求める方に向け、「キャラバン」のダイナミックで力強く存在感あるスタイルに、こだわりを尽くした最上の質感が付加されたプレミアムモデルとなる。このクラスで人気の高まるカスタマイズニーズに呼応し、「キャラバン」の最上級グレードとして位置付けられる。
エクステリアには、「AUTECH」ブランド車共通の表現であるドットパターンのフロントグリルや、ブルーに輝くシグネチャーLEDとシルバーのアクセントが特徴のフロントプロテクターが採用された。
また、アルミホイールは、緻密につくり込んだスポークの切削面と、センターキャップ周りのブラック基調で立体感のあるデザインにより、上質さと「キャラバン」らしい力強さが融合されたスタイルとなった。
インテリアは、シート地に、柔らかな手触りで体に馴染み、かつ、耐久性や耐水性に優れたレザレットが採用されるとともに、海面の波の動きをモチーフにした模様が施された。
また、ハンドルやシート、シフトノブに、「AUTECH」ブランドを象徴するブルーステッチを施すなど、上質かつ機能性のある素材とこだわりのディティール表現で、スタイリッシュさと「キャラバン」ならではの使い勝手が両立された。
さらに、サイドスタイルやリヤスタイルの印象を変える専用のエクステリアパーツをオプションとして設定されたほか、エクステリアのみを専用デザインとしたグレードも設定される。
ボディカラーは、ダークブルー、ピュアホワイトパール、ミッドナイトブラック、ダークメタルグレーの全4色が設定された。
キャラバン「AUTECH」の消費税込み車両本体価格は3,553,000~4,523,200円に設定される。