アクセラハイブリッドが来年2013年発売
マツダは、トヨタからハイブリッド技術の供与を受けて、アクセラハイブリッドの開発を進めている。その発売は2013年の秋頃になるというのが現在のところ有力だ。また、同時にモデルチェンジも計画されている。
2013年秋は、9月にフランクフルトモーターショー、11月に東京モーターショーがひかえており、このあたりがワールドプレミアになるのではと考えられる。
アクセラハイブリッドに搭載されるハイブリッドエンジンは、トヨタからの技術供与は受けるものの、マツダ専用のユニットとなる。マツダがスカイアクティブGと呼んでいるアトキンソンサイクルの1.5Lエンジンと電気モーターの組み合わせによるハイブリッドシステムが新型アクセラに搭載される。
THSⅡハイブリッドシステムの採用になるが、アクセラの場合は走りを重視したセッティングになるため、燃費性能はトヨタ製ハイブリッド車の水準より下回る見込みだ。
2013年の新型アクセラはフルモデルチェンジかマイナーチェンジか?
(写真は、現行の2代目アクセラスポーツ。)
2代目の現行アクセラが2009年のデビューであるから、2013年の改変ということであれば、フェイス変更を含めたマイナーチェンジというのがタイミングとしては妥当。しかしこれは、フルモデルチェンジになるのではないか、という読みもある。
マツダは、自社の低燃費技術をスカイアクティブテクノロジーと呼び、主力車種への採用を進めている。アクセラについては、昨年2011年にアトキンソンサイクルの2.0L低燃費エンジンを搭載したスカイアクティブアクセラをデビューさせている。しかし、4-2-1レイアウト配管が採用されていないなど、スカイアクティブテクノロジーの全てを出し切っていない未完全な状態である。2代目アクセラは既に、車体全体を新たに開発し直すことが求められているのだ。
アクセラハイブリッドは、マツダ初のハイブリッド車になる。スカイアクティブテクノロジーが未完全な状態のままデビューさせるとは考えにくい。2013年の改変は、フルモデルチェンジに相当するものになるのではと考える。