レクサスSCのコンセプトカー、LF-LCが北京モーターショーで公開
レクサスLF-LCが北京モーターショーで公開された。本車両は既に2012年1月のデトロイトモーターショーでワールドプレミアを迎えていたものになる。
レクサスLF-LCは、レクサスSCのコンセプトカーと考えられており、リアシート2座を備えた2+2クーペスタイルの車種となる。トヨタ時代を遡れば、ソアラの実質的な後継車種ということになる。
ソアラ後継となった旧モデルのレクサスSCは、2010年には生産を終了しラインアップを外れているのだが、プレミアムクーペとして後継車種の復活を望む声は大きい。次期レクサスSCは、中国の富裕層をターゲットとし、さらに高級化されることになりそうだ。2015年頃の発売を目標に開発が行われている。
次期レクサスSCは、新型GSをベースにしたプレミアムスポーツクーペ
LF-LCは、SC後継あるいはソアラ後継として、レクサスが提案したコンセプトカーということになる。
次期レクサスSCに採用されるプラットフォームは、今年2012年1月にデビューしたGSの新型プラットフォームがベースとなっている。駆動方式がFRであることやパワーユニットとして3.5L V6ハイブリッドを採用している点も新型GSと共通となる見込みだ。
次期SCは4WDモデル投入の可能性が高く、前輪の駆動はインホイールモーターを採用したモデルが検討中であるという。
さらに、他ラインアップとの差別化や、高級プレミアム化を目的に、オープンモデルになる可能性も考えられている。ソアラ最終モデルのような電動ハードトップを備えることも一つの案として残っているようだ。