エクシーガはフルモデルチェンジでワンサイズ大きく生まれ変わる
エクシーガは、2008年に発売が開始されたスバルの7人乗りミニバン。来年2013年の年明け2月頃にフルモデルチェンジを受けることになった。現行エクシーガは、日本でのセールスが芳しくなく、カタログ落ちしても不思議でないぐらいなのだが、次期モデルは北米市場あるいは中国市場をメインターゲットとして大型化することで、活路を見出すことになる。
次期エクシーガのメインターゲットは北米と中国
次期エクシーガの推定ボディサイズは、全長4850mm×全幅1850mm×全高1670mmと大幅なサイズアップが見込まれている。特に、全幅は現行比で+7.5cmになり、日本では敬遠されるサイズとなってしまいそうだ。
もちろん、これだけのサイズアップを伴っているだけに、居住性は向上する。次期エクシーガは、ライバルのホンダ・オデッセィを上回る広々とした室内になることが期待できる。
次期エクシーガのメイングレードに採用されるパワーユニットは、直噴2.5Lの水平対向エンジンになる。さらに日本仕様については2.0Lの水平対向エンジンも引き続き設定される。ただし、これらはFB型エンジンへと刷新され、燃費性能は向上する。また、2012年5月のレガシィのマイナーチェンジから搭載が見込まれている新型の2.0Lボクサーターボエンジンについても搭載が検討されるはずだ。
次期エクシーガのエクステリアには、東京モーターショーで公開されたコンセプトカー、スバル アドバンスドツアラーの流れを汲んだデザインが採用される。このアドバンスドツアラーコンセプトは、次期レガシィと噂されることもあったが、まずは新型エクシーガに、このデザインが取り入れられる。