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カローラが11代目へとFMC
トヨタの主力車種、カローラが2012年5月11日にフルモデルチェンジすることになった。
初代から現行の10代目カローラまでは、ボディサイズの拡大と居住性の向上を繰り返してきた。
今回で11代目となる新型カローラでは、ボディサイズを初めて小型化。流行のダウンサイジングを受けることになる。
セダンのカローラアクシオが全長4360mm×全幅1695mm×全高1455mm、ワゴンのカローラフィールダーが全長4360mm×全幅1695mm×全高1465mm。
ともに全長が4.4mオーバーだった現行カローラを下回るものになる。
ホイールベースは現行カローラと変わらない2600mmを確保し、車体がコンパクトになりながらも現行モデルと同水準の居住空間が保たれる。
新型カローラはアイドリングストップ搭載
新型カローラのエンジンは、アクシオが1.3Lと1.5L、フィールダーが1.5Lと1.8Lというラインアップになる。
現行モデルとの変更点は、次期アクシオからは1.8Lエンジンの採用が無くなり、新たに1.3Lが追加する。
また、新型のアクシオ、フィールダーとも、1.5Lモデルに関しては、トヨタではスマートストップと呼んでいるアイドリングストップシステムが設定される。
これにより、新型カローラのJC08モード燃費は、アクシオ1.3Lが20.6km/L、アクシオ1.5Lが20.0km/L、アクシオ1.5L+スマートストップが21.4km/L、フィールダー1.5Lが19.6km/L、フィールダー1.5L+スマートストップが21.2km/L、フィールダー1.8Lが16.6km/Lとなる。
また4WD車は、アクシオ、フィールダーとも、1.5Lモデルのみに設定され、スマートストップが装備できないほか、新エコカー減税とエコカー補助金の対象外となる。
また、噂のあったカローラハイブリッドに関しては、現在の計画は白紙に戻っている。
途上国を含めたグローバルで販売されるカローラだけに、ハイブリッド化への障壁は高かったと想像する。
トヨタでは現行カローラアクシオよりもコンパクトなセダン車種として、ベルタをラインアップしているが、ダウンサイジングした新型アクシオ1.3Lの登場により、このベルタの廃止が噂されている。
特に、1.0Lと1.3Lとラインアップされるベルタのエンジングレードのうち、1.3Lが消える可能性は極めて高いと考える。