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NEW 新型【フィット】フルモデルチェンジいつ?2026年頃に期待、5代目はヤリス後追いスポーツイメージ強化?【ホンダ最新情報】2024年9月の一部改良で装備充実の値上げ、ガソリン 1,720,400円~、RS 2,153,800円~、ハイブリッド 2,138,400円~
コンパクトカーのスポーツ仕様の2台、フォルクスワーゲン VW Polo GTI CUP editionとホンダ HONDA フィット RSを比較研究してみた。どちらもノーマルバージョンに対して、エンジンの排気量アップ、タイヤのインチアップなどのほか外観にもスポーティーさをプラスしたもので、トランスミッションは5MTとなっている。
とことんスポーツを追及したいならVWポロGTIカップエディション
フィットRSより100万高い polo GTI CUP edition であるが、それに相応しい存在感、スポーティーな雰囲気がある。
限定200台の特別仕様であり、色も赤と黒の2色のみとなる。レースカーのデザインテイストがいい。
インチアップしたタイヤは17インチ
ハンドリングのよさは確実にいい。意のままに操れる感覚があり、高速コーナーも不安感がない。
タイヤ剛性が上がっている反面、振動をよく拾い荒れた路面では気になる場面もある。
エンジンは1.8Lのターボ
ノーマル車では1.4LのNAなのに対し大幅なグレードアップがはかられた。
1.5LフィットRSに対しても動力性能面ではおおきなアドバンテージとなっている。
ただし、スポーツな加速感を味わうには適正なシフトダウンが必要が出てくる。
エンジン形式はBJX、直列4気筒DOHCターボで1780ccであり最大150psの出力となっている。
運転の楽しさフィーリング
ポロの5MTのシフトフィーリングは個人的には非常に心地よい。
シフトのノブの形状もよく、クラッチの重さも渋滞でも苦にならない。
エンジン音は聴かせるタイプで、エンジンの爆発がはっきり聴こえるのがスポーティーさを演出している。
スポーティーさとコンパクトさを兼ね備えた運転の楽しさがある。
ただし、惜しいのは、リアのローター径が小さいことである。当然、実用では十分すぎるぐらいの性能があるが、ドレスアップ的な要素としてはもう一声欲しいところである。
スポーツ性に加え実用性、経済性も兼ね備えたフィットRS
実際fitは積載能力も高く、このクラスでトップクラスの燃費性能もある。
スポーツさもほどほどで、女性が乗っても不満が出ない乗り心地がポロに対して優れた点とも言える。
ノーマル車は街じゅうで見かけるのがエクステリア面での特別感を喪失させている。
エンジンは1.5LのNA
ノーマル仕様の1.5LエンジンのL15A直列4気筒SOHCと同じである。
ノーマルとの違いはインチアップした足回りと、トランスミッションの違い、そしてスポーティーな外観である。
ポロとのドライブフィーリングの違い
乗り心地はポロに対してしなやかである。
パワフルなエンジンに引っ張られる感じのPOLO GTI に対し、転がり抵抗が少なく加速が乗る感じで出足は軽い。
エンジンの回転フィールがよく、ふけ上がりもスムーズでホンダの得意分野であることがわかる。
ハンドリングもグリップ感がしっかりありよい。ポロの方が路面のインフォメーションをしっかり伝える傾向がある。
また、シフトストロークのフィールはポロの方がよい。
どちらも貴重なマニュアルトランスミッション車
実際、この2台で悩むとすれば、金銭的な問題である。poloはFitに対し100万高い価格設定であり、今後のメンテナンス費用も二割増ぐらいに考えなければならない。