2012年春にベンツのBクラスがフルモデルチェンジ
現行メルセデスBクラスは2006年にダイムラー社の生産でデビューした。
今年2012年で丸6年を迎えることになり、フルモデルチェンジを果たすこととなった。
この新型Bクラス、日本での発売は2012年の春を予定している。
昨年2011年12月の東京モーターショーでは新型Bクラスのその姿が披露された。
写真は大阪モーターショーで撮影した新型Bクラス。
グレーボディが標準グレード、ホワイトボディが上級グレードになる。
新型Bクラスはロー&ロング化、スポーティーに
新型Bクラスのボディサイズは、全長4359mm×全幅1789mm×全高1557mm。
トールボディでパッケージング重視の初代に比べて、新型のボディは低く長く進化し、スポーティーな印象となった。
画像は標準グレード、上級グレードそれぞれの車内。
上級グレードの室内は、完全にレザー表皮だと感じていたが、あとから人工皮革だと聞いた。
先代比で全高が46mm低くなるが、シート着座位置は86mmも低くなる。
このためヘッドクリアランスの余裕から生まれる開放感がある。
パワーユニットは二種類用意される
新型Bクラスのエンジンは2タイプがラインアップされる。
どちらも直噴の1.6Lだが、燃費重視の122psと、パワー重視の156psとそれぞれキャラクターの異なるセッティングがなされる。
日本版の現行Bクラスが1.7Lと2.0Lのエンジンラインアップであるから、排気量的にはダウンサイジングすることになる。
トランスミッションは、7速デュアルクラッチトランスミッションを採用。
日本版の現行BクラスにはCVTが採用されているが、新型は最近の欧州車の主流になりつつあるトランスミッションが採用される。
価格については現在のところ発表がないが、現行モデルと同価格帯の300万円台になるのではと考える。