現行型フィットが売れない、販売不振の原因は【ホンダのコンパクトカー】

フィット
FIT CROSSTER CUSTOM 004

FIT CROSSTER CUSTOM 東京オートサロン2022

2001年に登場した初代フィットは、センタータンクレイアウトによる広い室内空間と、多彩なシートアレンジを実現したことで、大ヒットとなった。

そして、昨年2020年2月に登場したのが4代目フィットであるが、この現行型モデルの販売状況が良くない。

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新型【フィット】フルモデルチェンジは2029年頃まで遅れる予想、フィット5まだ?次世代e:HEVはVEZELが先行か【ホンダ最新情報】マイナーチェンジ2026年7月、現行4代目販売期間延長
新型フィット5のフルモデルチェンジは2029年頃が現実的な候補と予想されます。2020年発売の現行4代目フィットは2026年7月10日にマイナーモデルチェンジを実施し、発売から6年以上が経過したものの、この商品改良によって現行型の販売はさらに継続される見通しです。Hondaは2026年5月のビジネスアップデートで、日本市場では2028年以降、新型VEZELを皮切りに次世代ハイブリッドと次世代ADASを搭載するモデルを展開する方針を明らかにしました。新型VEZELとフィットはいずれも1.5Lクラスのe:HEVを採用するため、次世代小型e:HEVの日本市場への導入は新型VEZELが先行し、次期フィットはその後に続く展開が予想されます。新型VEZELの発売時期や次世代モデルの展開順序によっては、2029年以降へずれ込む可能性もあります。これまでの約6年周期だけを基準にすればフィットは2026年前後に世代交代の時期を迎えていましたが、2026年7月にグレード再編と装備の充実が実施されたことで、従来の商品サイクルは延長されたと考えられ、2028年中の発売よりも2029年頃のフルモデルチェンジを想定するほうが整合的です。

現行型フィット、序盤は好調だったが結果はヤリスに大敗

現行型フィット発売当初は、好調な受注を得ていた。同時期に発売されたライバル、トヨタ・ヤリスとの販売競争が取り沙汰されるなか、2020年上半期の販売台数は、ヤリスの48,129台に対し、フィットは50,029台。僅差ながらもフィットの販売が優勢であった。

フィット ホンダ

現行型フィット

しかしその後、フィットの勢いは早々に失速した。逆にヤリスは、シリーズにヤリスクロスを追加するなどで、販売台数を伸ばしてきた。

フィット リアコンビネーションランプ

現行型フィット

2020年度の年間販売台数によれば、ヤリスが乗用車トップの202,652台、フィットが94,311台という結果となり、フィットは大敗を喫した。

フィット シート

現行型フィット

フィット インテリア

現行型フィット

現行型フィットの販売不振はN-BOXの好調が原因か

実は、このBセグメントハッチバックというセグメントは、この20年の間に日本では売りづらいカテゴリに変わってきた。すぐ下の軽自動車セグメントで、商品力の高いスーパートールワゴン車種が増え、多くの国内ユーザーが軽自動車にシフトしてしまったのである。

フィット リアシート

現行型フィット

フィット ラゲッジスペース

現行型フィット

ホンダもこのトレンドに乗り、N-BOXを大ヒットさせたわけだが、これはフィットのユーザーを減らすことにもなった。パッケージングを効率化させたり、利便性を追求しただけでは、Bセグメントカーは軽自動車に勝てない時代となっている。

N-BOX

ホンダ N-BOX

一方でヤリスは、スポーツ志向の強いモデル、あるいは専用設計のSUVといった個性的なモデルをラインアップすることで、普通車クラスならではの価値を提供し、販売実績に結びつけることに成功している。

ヤリス フロントグリル

トヨタ・ヤリス

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