【新型ノア】フルモデルチェンジ、車両価格267万円~、ハイブリッド305万円~

ノア・ヴォクシー

トヨタのミドルクラスミニバン、新型ノアがフルモデルチェンジ発売となった。

ノア MODELLISTA 15

新型ノアのグレード構成と価格

新型ノアのグレード構成および車両本体価格。

(※価格は、消費税込み車両本体価格)

モデル エンジン グレード 乗車定員(人) 駆動方式 価格※
ノア ガソリン X 7 or 8 FF \2,670,000
4WD \2,868,000
G 7 or 8 FF \2,970,000
4WD \3,168,000
Z 7 FF \3,240,000
4WD \3,438,000
S-G 7 or 8 FF \3,040,000
4WD \3,238,000
S-Z 7 FF \3,320,000
4WD \3,518,000
ハイブリッド X 7 or 8 FF \3,050,000
7 E-Four \3,270,000
G 7 or 8 FF \3,320,000
7 E-Four \3,540,000
Z 7 FF \3,590,000
E-Four \3,810,000
S-G 7 or 8 FF \3,390,000
7 E-Four \3,610,000
S-Z 7 FF \3,670,000
E-Four \3,890,000

新型ノア MODELLISTAが東京オートサロン2022に出品

東京オートサロンではMODELLISTAによるカスタマイズモデルが公開された。

新型ノアのカスタマイズモデルは、「Brand new Elegance」をデザインコンセプトに、ワイドに伸びたメッキ加飾が施され、精悍さの中にエレガンスを感じる個性的な表情が演出された。

ノア MODELLISTA 6 ノア MODELLISTA トヨタ ノア MODELLISTA フロントグリル ノア MODELLISTA 1 ノア MODELLISTA 4 ノア MODELLISTA 5

「MODELLISTA エアロパーツセット」は「フロントスポイラー」「サイドスカート」「リヤスカート」と、メッキ加飾の煌めきを際立たせた「フロントグリルキット」、先進的でプレミアム感あふれる「シグネチャーイルミブレード」、LEDの組み合わせでリヤビューに存在感を与える「イルミルーフスポイラー」の6点セットと、「フロントスポイラー」「サイドスカート」「リヤスカート」のみの3点のセットが用意された。

ノア MODELLISTA 3 ノア MODELLISTA 8 ノア MODELLISTA 7 ノア MODELLISTA ホイール ノア MODELLISTA 9 ノア MODELLISTA 10 ノア MODELLISTA 2 ノア MODELLISTA 11

新型ノア、フルモデルチェンジでTNGA(GA-C)プラットフォーム採用

ノア S-Z

新型ノア S-Z

新型ノアはフルモデルチェンジで、TNGAプラットフォーム(GA-C)が採用された。これによりエアログレードと標準グレードともに全幅が1.7mを超えとなり、全車3ナンバー車となった。

新型ノアの販売が先行する、ステップワゴンは少し遅れる

ノア Z

新型ノア Z

発売日を迎えた新型ノアであるが、自動車業界での半導体不足や東南アジアからの部品供給不足の問題が長期化していることを考えると、多くのユーザーが長い納期を待たされることになりそう。

ノア S-Z リアコンビネーションランプ

新型ノア S-Z

先に発表となったライバルの新型ステップワゴンであるが、実際には新型ノアより少し遅いタイミングでの生産・販売スケジュールが組まれており、正式発売の時期は2022年春が予想される。

ノアのライバル、ステップワゴンのフルモデルチェンジについて詳細
新型【ステップワゴン】マイナーチェンジいつ?一部改良2025年春以降予想、ホンダセンシング360期待、フェイスリフトある?特別仕様車BLACK STYLE【ホンダ最新情報】2023年、2024年は値上げだけ、ハイブリッド4WDは2026年以降に可能性
ホンダのステップワゴンは2025年4月に生産終了が見込まれ、マイナーチェンジに向けた準備が進行中かもしれません。一部の販売店では既に販売終了の動きも報告されています。2022年のフルモデルチェンジ以降、原材料費の高騰を反映した価格改定が2023年4月と2024年7月に実施されましたが、改良は施されず初期型が継続されてきました。6代目ステップワゴンでは初のマイナーチェンジが期待されており、特にハイブリッドモデル「e:HEV」への4WD追加が注目されています。ホンダは2026年以降に電気式4WDを導入予定であり、現行型への機械式4WD採用は難しい見込みです。また、2024年春のマイナーチェンジでは「ホンダセンシング360」の搭載やフェイスリフト、特別仕様車「BLACK STYLE」の設定も期待されており、安全性能の強化やデザイン面での新たな魅力が加わる可能性があります。正式な発表を待つファンの関心が高まっています。
 
ノア Z リアコンビネーションランプ

新型ノア Z

ノア S-G インテリア

新型ノア S-G

ノアのフルモデルチェンジが引き金、ミニバン戦争、参戦リスト

そして、この新型ノアの発売を皮切りに、2023年までに新型ミニバンが続々発売される予定となっている。国内市場はミニバン戦争に突入する。

【ミニバン戦争、参戦予定リスト】
2022年1月 トヨタ ノア/ヴォクシー FMC(中型)
2022年5月 ホンダ ステップワゴン FMC(中型)
2022年8月 トヨタ シエンタ FMC(小型)
2022年後半 日産 セレナ FMC(中型)
2023年前半 トヨタ アルファード FMC(大型)
2023年後半 日産 エルグランド FMC(大型)
2023年?? 日産 ノート派生新型(小型)
2023年?? ダイハツ ブーンルミナス後継 (小型)
2023年?? ホンダ フリード FMC(小型)

フルモデルチェンジでノア残される、トヨタの中型ミニバン統合

今回のフルモデルチェンジで、三姉妹モデルの体制で販売されてきたトヨタ中型ミニバンのラインアップは大幅に縮小された。

なかでもエスクァイアは、プレミアムな内外装が与えられ、上級ポジションで販売されてきたが、新型は用意されず廃止となった。

エスクァイア

従来型エスクァイア

そして、ノアは標準グレードとエアログレードの両方が継続され、トヨタ中型ミニバンのメインストリームモデルとなる。

新型ノアはフルモデルチェンジでGA-C車種とプラットフォーム共用

ボディサイズは、ノアの標準グレードにおいても全幅が1.7mを超えた。5ナンバー車は用意されない。ノア標準グレードのボディサイズは、全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895mmで、全幅だけでなく全高もアップされ居住性が向上される。

C-HR TNGA THS2

新型ノアはTNGA(GA-C)プラットフォームをベースに開発される。これまでGA-Cを採用してきた車種は、プリウス、C-HR、レクサスUX、カローラといったあたり。新型ではこれらのモデルとプラットフォームを共用することで開発コストを集中させ、ハイレベルな技術を投入していく狙いがある。

CH-R

C-HR(TNGA-C採用モデル)

プラットフォーム共用とはいえ、それぞれが全く同じボディ骨格を持つというわけではない。特にノアのようなミニバン車種はボディ形状が特殊である。ルーフは高く、キャビンは箱型、スライドドアと三列目シートを装備し、フロアはフラット。このあたりは新型ノアのために専用設計していくしかない。

TNGA プリウス

TNGA (GA-C)

共用される代表的な部分はエンジンルームと、そこに搭載されるパワートレインということになる。

新型ノアが採用するGA-Cは、全て3ナンバー車

カローラフィールダー

先代カローラ フィールダー(5ナンバー車)

かつてカローラがGA-C化されるときには、法人需要から5ナンバー車の継続が求められた。カローラのグローバルモデルの全幅は1790mmにもなり、大き過ぎるというわけだ。そして、国内向けには専用設計されたナローボディが提供された。しかし、その全幅は1745mmまでしか縮めることができず、全車3ナンバーとなった経緯がある。

ノア GR フロントグリル

ノアのライバル、セレナは2022年新型にフルモデルチェンジか

セレナ e-POWER

ミドルクラスミニバンのライバル、日産・セレナは早くても2022年秋頃のフルモデルチェンジとなりそう。

半導体不足の問題は、特に日産では深刻な影響を受けている。セレナの発売時期も延期される可能性が高いだろう。新型ノアの発売スケジュールから約半年から1年遅れのタイミングになる可能性がある。トヨタvsホンダのミニバン競争に遅れることになるだろう。

また、搭載されるe-POWERは、新型ノートで採用された新技術を導入し、主力パワートレインとしての存在感が高められる。

そして、ルノーとの共通プラットフォームであるCMF-C/Dが採用される見込み。これにより全車3ナンバー化される可能性が高い。グローバル向け共通プラットフォームの採用で、国内向け5ナンバーサイズの維持が難しい事情は、新型ノアと同じのようである。

ノアのライバル、ステップワゴンの新型へのフルモデルチェンジは2022年春

ステップワゴン SPADA

現行ステップワゴン SPADA

ステップワゴンのフルモデルチェンジは2022年の春頃が予告されている。既に予約受付中となっている。既にトヨタvsホンダによるミニバン戦争が勃発している。

現行型ステップワゴンは不人気車としての実績を残してしまった。その原因の一つが「わくわくゲート」であるとされているが、これは廃止された。

ノアのライバル、ステップワゴンのFMCについて、詳しくは、
新型【ステップワゴン】マイナーチェンジいつ?一部改良2025年春以降予想、ホンダセンシング360期待、フェイスリフトある?特別仕様車BLACK STYLE【ホンダ最新情報】2023年、2024年は値上げだけ、ハイブリッド4WDは2026年以降に可能性
ホンダのステップワゴンは2025年4月に生産終了が見込まれ、マイナーチェンジに向けた準備が進行中かもしれません。一部の販売店では既に販売終了の動きも報告されています。2022年のフルモデルチェンジ以降、原材料費の高騰を反映した価格改定が2023年4月と2024年7月に実施されましたが、改良は施されず初期型が継続されてきました。6代目ステップワゴンでは初のマイナーチェンジが期待されており、特にハイブリッドモデル「e:HEV」への4WD追加が注目されています。ホンダは2026年以降に電気式4WDを導入予定であり、現行型への機械式4WD採用は難しい見込みです。また、2024年春のマイナーチェンジでは「ホンダセンシング360」の搭載やフェイスリフト、特別仕様車「BLACK STYLE」の設定も期待されており、安全性能の強化やデザイン面での新たな魅力が加わる可能性があります。正式な発表を待つファンの関心が高まっています。

新型となるノアよりも5人乗りワゴンが人気

フルモデルチェンジでトヨタのミドルクラスミニバンが車種統合される理由は、販売チャネル統合によるものだけではないと見ている。そもそも以前のように3列シートミニバンが売れていないのだ。

TANK

タンク(ルーミーに統合)

そんななか、人気となっているのが5人乗りのハイトワゴン車である。ダイハツ・トールのOEMモデルで、トヨタではルーミーのモデルネームでラインアップされる。姉妹車として、もう一種類あったタンクはルーミーに統合となった。

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