既にソアラ後継とされるLF-LCの画像が公開
2012/1/9デトロイトで開催される北米国際自動車ショー(通称デトロイトモーターショー)にて、レクサスからLF-LCが公開される。
LF-LCは、レクサスSCあるいはソアラの実質的な後継車とされ、ソアラが復活するということで注目を集めている。
ソアラは2005年まで販売されたが、レクサスSCへブランド名と車名を変更。
そのレクサスSCも2010年から販売を停止していた。
ただ、次期モデルへの期待も大きく、2014年頃には後継車の発表があるのではとされていた。
写真は、デトロイトモーターショー直前に、トヨタが公開したLF-LC。
エクステリアデザインは未だコンセプトモデルの段階であることがわかる。
レクサスの象徴でもあるスピンドルグリルは、これまでのレクサス車には無かったほど強調され、グリルは攻撃的。
前後左右、四つのタイヤ前方部分の大きな切れ込み、エアインテークも印象的だ。
小さいもののリアシートが備えられ、これまでのソアラおよびSCの4人乗りクーペのスタイルはそのまま引き継がれていることがわかる。
レクサスSC後継のLF-LCは車格を大幅に上げてくる
ソアラ後継とされるLF-LC、これに採用されるエンジンは、現在のレクサスのラインアップを見ると、V6 3.5L ハイブリッドあるいは、V8 4.6Lが有力か。
これらのエンジンの採用であれば、車体価格は1000万円程度、あるいは1200万円程度になるのではという予測もある。
2010年に販売されたレクサスSCの最後の特別仕様車が750万円であったから、車格は大幅に上がることになる。
また、これらとは別にV10 5Lエンジンの採用も候補の一つとして考える予想もある。
V10 5Lエンジンは、生産台数の少ないLFAだけにしか搭載実績がなく、開発費用を回収できていない。
こういった問題を理由に、LF-LCにV10 5Lエンジンが採用される可能性を挙げている。
ただし、このエンジンを積むことによって、車体価格は2000万円を超えることに。
ソアラ後継ということであれば、世界で広く販売されることになるだろうから、2000万円はやや無理のある価格設定である。