NSX後継車が公開、発売は2014年、価格は1000万円程度

ホンダ
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遂に次期NSXのデビューが現実的に

NSXは1991年から2005年まで生産されたホンダのフラグシップスポーツカー。
このNSXの後継となるコンセプトカーとしてV6ミッドシップのHSCを2003年に発表するなどこれまでしてきた。
2008年には、5L V10エンジン搭載の次期型NSXが完成間近になってリーマンショックの影響で開発中止。
NSXはホンダ車のラインアップから外れる状態が続いていた。
そんななか、来月2012年1月からのデトロイトモーターショーでNSX後継車が公開されることが決まった。
どうせなら、今月行われた本国の東京モーターショーで披露して欲しかったが、次期NSXの発売が現実的になってきたことは喜ばしいことだ。
公開されるNSX後継車には、従来計画の5L V10エンジンではなく、ハイブリッドエンジンがパワーユニットとして採用される。

新型NSXはハイブリッドスポーツへ進化

次期NSXには、2モーターハイブリッドと呼ばれる新型のハイブリッドシステムが投入される予定。
ガソリンエンジンを使わず電気モーターの駆動だけによるEV走行、ガソリンエンジンを発電機として使うEV走行(シリーズハイブリッド)、ガソリンエンジンと電気モーターを両方使った走行、この3つの駆動パターンを併用したシステムの採用が計画されている。
これは、先日ホンダが公開したアースドリームテクノロジーの新技術の一つだ。
エンジンはV6の3.5Lの採用で、この単体出力が310ps程度に、さらにモーター出力が100ps程度になるとされ、合計410ps。
新型NSXは、GT-Rクラスの潜在能力を持った低燃費スポーツカーになるということになる。

さらに標準モデルから遅れて発売される上級グレードの次期NSXの姿まで判明してきた。
これには、SH-AWDと呼ばれるハンドリングを支援するAWDシステムが搭載され、フロント左右に独立した2つのモーターのアシストが追加する。
例えば、右にハンドルを切った時には、左モーターのアシストが補助として加わり、ハンドリングを補助するというわけだ。
この上級モデルの次期NSXは、2015年にグレード追加される見込み。
まずは、2014年に新型NSXとして、標準モデルが発売される予定だ。
詳しい価格については発表が無いが、先代NSXと同程度の1000万円前後になるという予想が多い。

ホンダではNSXだけでなく、S2000やシビックタイプRも生産が終わっており、次期NSXにはブランドイメージ構築のためのフラグシップスポーツカーとしての役割にも期待する。

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