ザ・ビートル、1.2L TSI搭載、燃費は17.4km/L、価格は250万円から
ザ・ビートルが、ニュービートルの後継車としてフォルクスワーゲンから発売される。
日本仕様は250万円からの価格設定。
ファブリックシート採用のベースグレードでありながらも、最新グレードのパワーユニット、1.2L 直噴TSIエンジンと7速DSGが標準装備される。
燃費は10・15モードで17.4km/Lを達成。日本の燃費基準に最適化されていない欧州車であれば、実用燃費でもこれと同程度の数値が期待できる。
さらに高級指向のザ・ビートル、レザーパッケージが設定され、こちらの車体価格は303万円から。
まずはレザーパッケージが2012年夏頃の発売に向けて、2012年4月頃から予約受付を開始。
その後、ファブリック仕様のベースグレードの発売が開始される。
また、これとは別にアメリカでは廉価グレードのザ・ビートルを販売。
価格は1万8995ドルと日本円にして150万円程度になる。
2.5L直列5気筒ガソリンエンジン、トランスミッションは5速MTと、装備は旧式と言わざるを得ないが、これと比較すると日本仕様が割高に感じてしまう。
新型ザ・ビートルのトランクルームは、先代ニュービートルに比べ広くなっている。
燃費性能に優れたVW 1.2L TSIエンジン。
排気量を1.2Lにダウンサイジングし、足りないトルクはターボチャージャーで補う。
VW ザ・ビートルがフェンダーとコラボ、トランクにギターアンプ内蔵
新型ザ・ビートルの発売にあたって、アメリカのギターメーカー、フェンダー社とのコラボモデルも登場。
トランクルームにはフェンダーアンプが内蔵されるほか、ダッシュボードはギターと同じアッシュ材に3トーンサンバースト塗装、センターコンソールはフェンダーアンプ風のデザインに、ドアの内張りにはギターストラップ調の装飾がされるなど、随所にロックファンからの注目を集めやすい仕様になっている。
特に、トランクのギターアンプは400Wのチューブアンプを採用するという本格仕様で、もちろんギターを繋いで実際に鳴らすことも可能だ。
このフェンダーコラボのVW ザ・ビートルの車両は、残念なことにプロモーション用に作られただけで一般発売はされないという。