新型「ジムニーノマド」の販売計画を倍増し供給対応
「ジムニーノマド」は、3ドア仕様のジムニーシエラを5ドアのロングボディ化したモデルで、インドのマルチ・スズキで生産された車体を正規輸入販売する計画です。
まずは2024年末から、ジムニーシエラの納車を待っているユーザーに対して、販売店で優先的に注文変更を受け付ける対応が始まりました。
そして、2025年1月30日に正式発表が行われ、その直後から一般ユーザーへの受注も開始されましたが、わずか5日後の2月3日に受注の一時停止が発表されました。また、全国のショッピングモールで予定されていた先行展示会やイベントでの展示も中止されました。
このような状況の中、2025年2月27日付けの日刊自動車新聞によって、ジムニーノマドの国内月間販売計画が、当初の1,200台から、2,500台程度に増やされる見通しであることが報じられました。
スズキはこれまでに、約5万台の注文が入っていたことを公表していました。今回の計画の見直しにより、早期の受注再開が期待されますが、それでも1年半以上の期間が見込まれます。
新型ジムニーノマドの発売日は2025年4月3日が予定されており、まずは3ドア仕様のジムニーシエラから注文を変更したユーザーから優先的に納車されることが予想されます。
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新型ジムニーノマドの価格、ボディカラー、仕様
価格は、FCグレード(4WD)のみの展開で、5MT車が265万1000円、4AT車が275万円(いずれも消費税込み)に設定されています。
ボディカラーは、2トーンルーフ仕様車として「シズリングレッドメタリック×ブラック2トーンルーフ」と「シフォンアイボリーパールメタリック2×ブラック2トーンルーフ」の2種類が設定され、+55,000円の有料色設定となります。
モノトーンには「セレスティアルブルーパールメタリック」「ジャングルグリーン2」「アークティックホワイトパール(有料色33,000円)」「ブルーイッシュブラックパール4」の4色がラインアップされます。

新型ジムニー5ドア(画像提供 X@jimny5door 様)
- アークティックホワイトパール(+33,000円)
- ブルーイッシュブラックパール4
- セレスティアルブルーパールメタリック
- ジャングルグリーン2
- シフォンアイボリーパールメタリック2+ブラック(2トーン)(+55,000円)
- シズリングレッドメタリック+ブラック(2トーン)(+55,000円)
なお、写真のキネティックイエローはインド仕様にはあるものの、正規輸入される日本仕様には設定がありません。
3ドアモデルのジムニーシエラとの主な違いを見ていきます。
まず、ラダーフレームはノマド専用に新設計されました。
340mm延長したホイールベースにより後席の乗降性と居住性が向上し、ヒップポイントを50mm後方移動させた座席配置や乗員間距離90mm拡大によって快適な空間を実現しました。
荷室床面長はシエラ比350mm拡大され、4名乗車時の利便性が高まっています。

新型ジムニー5ドア(画像提供 X@jimny5door 様)
ボディサイズは、全長3985mm×全幅1695mm×全高1720mm、ホイールベース2590mmとなります。
搭載されるエンジンには、1.5L 4気筒のK15B型エンジンが採用されます。
安全装備はシエラと違いがあります。衝突被害軽減ブレーキは、シエラでは「デュアルセンサーブレーキサポート」が採用されていますが、ノマドでは「デュアルカメラブレーキサポート」を全車標準装備します。
さらにノマドの4AT車には、「後退時ブレーキサポート」と「後方誤発進抑制機能」に加え、高速道路などでの走行を支援する「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」が標準装備されます。
デザイン面では、ジムニーシリーズの流れを汲む5スロットグリルに、クローム縁取りとガンメタリック塗装が施されたジムニーノマド専用デザインとし、個性と上質感が与えられました。
駆動システムではFRレイアウトと副変速機付パートタイム4WDを継承し、3リンクリジッドアクスル式サスペンションが採用されます。
5ドアモデルのサブネームとして採用された「ノマド」は、遊牧民を意味し、居住性と積載能力の高さをイメージさせます。「ノマド」はスズキが1985年から商標登録してきており、「エスクード ノマド」といったモデルも存在しました。

新型ジムニー5ドア 国内走行(画像提供 X@fusuke32 様)
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ジムニー5ドアの並行輸入販売はじまる、2024年2月
「jimny5door.com」こと、グローバルマーケティングバンク株式会社が運営するVehicle System Solutionが並行輸入販売するジムニー5ドアの消費税込み車両本体価格は、発売当初のもので、ベースグレード「ZETA」MT車が¥3,950,000、AT車が¥4,100,000。さらに上級グレード「ALPHA」MT車が¥4,200,000、AT車が¥4,350,000となりました。
東京オートサロン2024で出品を果たしたアクセルオートコーポレーション社が示した予価では、350~400万円弱ということであったが、その上限近くの価格設定で販売となった。

新型ジムニー5ドア 国内走行(画像提供 X@fusuke32 様)
一方、スズキによる正規販売が行われている海外の各地域では、ジムニーシエラ3ドア相当のモデルに対して、5ドアは概ね50万円程度の上乗せで販売されている。日本では、先日値上げがありジムニーシエラ3ドアの価格は1,962,400円からとなった。仮に国内で5ドアが正規販売されたときの想定価格を250万円弱とすれば、並行輸入車は150万円程度割高と考えることもできそうだ。

新型ジムニー5ドア(画像提供 X@jimny5door 様)
とはいえ、2024年2月現在で、ジムニー5ドアを現実的に手に入れることができるのは、Vehicle System Solutionが並行輸入したモデルに限られる。

新型ジムニー5ドア(画像提供 X@jimny5door 様)
ALPHAグレードだけの装備は、ボディ同色ドアハンドル、アロイホイール、オートヘッドランプ、ヘッドランプウォッシャー、LEDヘッドランプ、フォグランプ、ダークグリーンガラス(窓)、電動ORVM(Adjustable+Retractable)、プッシュスタート/ストップ、クルーズコントロール、レザーラップステアリング、クライメートコントロール(Auto)、スマートプレイ プロ(22.86cmタッチスクリーン)、サラウンドセンスとなる。
また、ボディカラーでは2トーンのブラックルーフの設定はALPHAだけで、「キネティックイエロー+ブラックルーフ」と「シズリングレッド+ブラックルーフ」が選択可能となる。

新型ジムニー5ドア「シズリングレッド+ブラックルーフ」(画像提供 X@jimny5door 様)
Vehicle System Solution のXアカウントはjimny5doorで、ここから最新情報が発信されている。
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新型ジムニー5ドアが日本初公開、並行輸入の計画が進行中
新型ジムニー5ドアが東京オートサロン2024で日本初公開された。この車体は株式会社アクセルオートコーポレーション様からの出品で、スズキ公式より先にジャパンプレミアすることになった。
新型ジムニー5ドアは、既にマルチ・スズキで生産され、インド、南アフリカ、ドバイ、オーストラリアなど販売地域が拡大しつつある。日本発売も2024年には実施されるのではという噂もあるが、未だスズキからは公式な情報は出されていない。
そんななか登場した新型ジムニー5ドアは、やはりインド生産モデルを国内に輸入したものであった。早くも本物の車体を使ったカスタマイズの提案かと思いきや、なんと並行輸入販売を目論んでいるという。
むしろカスタマイズはオマケで、既存のジムニーシエラ3ドア用のタイヤホイールとラダー、さらにエブリィ用のルーフキャリアを流用して、ショーモデルに仕立て上げられている。
あくまで、インド生産されるジムニー5ドアをノーマルの状態で販売することを主な目的としている。現在、ナンバー取得に向けて、排ガス検査などの手続きが進行中のようだ。
ジムニー5ドアに搭載されるエンジンは、ジムニーシエラ3ドアと同型のK15Bを採用し、触媒までも共通であることが見込まれている。よって、大きな支障は無く、並行輸入車としてナンバー取得できる可能性が高いという。
車両価格については、まだ未確定な部分が多いものの、予価として350~400万円弱程度が見込まれている。
なぜ、近い内にスズキから正規販売されるであろうジムニー5ドアの並行輸入を進めるのか。それにはいくらかの理由が考えられる。
まず、噂では早ければ2024年春頃とも言われる正規の国内発売の時期であるが、これが大幅に遅れるのではという業界の読みがある。現行のジムニー(軽自動車)、およびジムニーシエラ3ドアの納期は依然として1年を超えている。そのような状況で、ジムニー5ドアを正規発売すれば、従来型ジムニーの納車待ちユーザーのキャンセル、注文変更の要望が大量に発生することが予想される。
さらに、ダイハツが全面的な販売停止に陥っていることも、正規販売の早期実現を難しくしている。今後しばらくの間、国内のスズキ車種へのオーダーが例年の数割増しとなることは想像に難くない。スズキとしては有利な状況ではあるが、その対応に追われることになり、新型車を投入するようなタイミングではないという見方もある。
また、直接対抗できるライバル車種が他社に無いというのも、正規販売を急ぐ必要が無い理由の一つとして考えられる。
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新型ジムニーシエラ 5ドア、日本発売に向けて準備が進められてきた
ジムニーシリーズにおいては、従来型 3ドア仕様の一部商品改良と値上げが2024年2月下旬に実施される見込み。新型5ドアの同時発売も期待されたが、日本への導入時期は待たされることになりそう。
先行販売中となっているインド仕様は、エントリー価格は1,274,000ルピー(日本円換算 約215万5千円)が設定され、現地の高級販売チャネル、NEXAでの取り扱いとなっている。
続いて販売がスタートしたオーストラリアでは、5ドア MT車$34,990(約340万円)、5ドア AT車$36,490(約354万円)からと、かなり高額のように思えるが、従来3ドア MT車ですら$30,490(約295万円)からのラインアップである。
ジムニー 5ドア 日本仕様の価格帯がどの程度になるのかが、予想しにくい状況ではあるが、あくまでジムニーシエラがベースのストレッチ版で、全長も4m未満であることから、エントリー価格は200万円台前半程度に設定されることが望まれるだろう。
なお、生産はスズキのインドのマルチ・スズキによって行われることが予想される。現地メディアにより、インドから日本への輸出計画の存在も報じられている。
「ジムニーシエラ(5ドア)」の日本発売に向けた準備は、関連省庁の発表内容からも形跡を確認することができる。官報によると、スズキが国土交通省の型式指定「3BA-JC74W」を取得したことが、令和5年8月10日に告示されていた。現行販売の4代目モデルは、ジムニー(軽自動車)「3BA-JB64W」、ジムニーシエラ「3BA-JB74W」で、「JB」系は1993年の2代目ジムニーの中盤から使われてきた。新たな型式は「JC」系となり、これはジムニーシエラをベースとしたロングボディ 5ドアモデルであることが想定される。
また、日本国特許庁への意匠登録では、インドで先行販売されるジムニー 5ドア ロングボディ版相当するエクステリアのモデルが確認できる。ただし、日本の法規に対応した直前直左確認鏡(サイドアンダーミラー、耳たぶミラー)が存在しており、日本仕様の外観であることが想定される。
「ジムニーシエラ 5ドア」の日本発売に向けて着々と準備が進められていそうだ。
2023年10月に開催されたジャパンモビリティショーでは、「ジムニー シエラ(3ドア)」が出品された。この「3ドア」という文字は、スズキが公表した出品リストの表記そのままであり、後に「5ドア」の日本発売が控えていることを予感させるものであった。
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ジムニーロング 5ドア 日本仕様、サイドアンダーミラー装着で法規対応
ジムニー5ドア インド仕様の発売と同時期に、日本国特許庁にも意匠登録がされ、画像が公開された。
意匠登録のモデルと先行販売中のインド仕様を比較すると、全体としては大きな違いが無さそうだ。ただし、左サイドミラー下に、日本国内での保安基準を満たすためのサイドアンダーミラー(直前直左確認鏡)が装着されているのが確認できる。インド仕様にはない装備となっており、意匠登録された画像は、ジムニー5ドア日本仕様ということになるだろう。
現在のところ、スズキはジムニー5ドアの日本発売について公式には発表していないが、日本発売への準備が進行中であることは確かのようだ。
インド仕様のジムニー5ドアは、国内向けジムニーシエラ 3ドアと比較して全長が+435mm、ホイールベースが+340mmと大型化し、居住性が向上した4人乗り仕様となっている。このあたりは、日本仕様もインド仕様と同様になることが予想される。
一方、パワートレインについては、インド仕様は1.5L K型エンジンにトランスミッションは5MTと4ATが組み合わさる。日本仕様では、欧州市場への販売も視野に入れることで、マイルドハイブリッドなどで電動化された最新のパワートレインの採用が期待される。
そして、カーメディア「CARSCOOPS」は、インド工場から日本へ輸出する計画があることをキャッチしたようだ。ただし、実現にはまだ少し時間が必要とのことで、具体的な発売時期については明らかとしていない。
日本仕様および欧州仕様の生産は、これまでの3ドアジムニーと同様、湖西工場が担当するのではという予想もあったが、インドからの輸入となる可能性が高いだろう。
また、スズキは、ジャパンモビリティーショーでの出品予定車種を公開したが、「ジムニー シエラ(5ドア)」は含まれなかった。一方、「ジムニーシエラ (3ドア)」については、出品が予定されており、これは最新のアップデートが施された4型で、フェイスリフトなどマイナーチェンジ相当の改良が期待される。
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ジムニー 5ドア インド仕様 2023年6月9日発売
2023年6月9日、ジムニー 5ドアが、インド発売された。マルチスズキの高級販売チャネル「NEXA」で、1,274,000 INRからのラインアップとなる。
モデル | 価格(INR) | 1.69円換算価格(円) |
---|---|---|
Jimny Zeta AllGrip Pro(5MT) | 1,274,000 | 2,155,260 |
Jimny Alpha AllGrip Pro(5MT) | 1,369,000 | 2,314,610 |
Jimny Zeta AllGrip Pro AT | 1,394,000 | 2,356,860 |
Jimny Alpha AllGrip Pro AT | 1,489,000 | 2,516,210 |
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ジムニー5ドア インド仕様 スペック表
Jimny (5-door) Technical Specifications | |
Engine | 1.5L K-series engine with Idle Start Stop |
Max Power | 77.1kW@6000rpm (104.8Ps@6000 rpm) |
Max Torque | 134.2Nm@4000rpm |
Transmission | 5MT/4AT |
Length (mm) (spare wheel with cover) | 3985 |
Width (mm) | 1645 |
Height (mm) | 1720 |
Wheelbase (mm) | 2590 |
Fuel-efficiency | |
5-speed MT | 16.94km/l |
4-speed AT | 16.39km/l |
Off-road specs | |
Approach angle | 36° |
Ramp breakover angle | 24° |
Departure angle | 47° |
Ground Clearance (Unladen) | 210mm |
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ジムニー5ドア仕様がAuto Expo 2023で発表、日本発売予想時期2023年度後半
ジムニー5ドア仕様が、2023年1月にインドの「Auto Expo 2023」で発表された。日本発売も期待されており、その時期は2023年度後半が予想される。
日本向けには、2023年1月の東京オートサロンへの出品が期待されたが、これは叶わなかった。また、インドのマルチ・スズキから、日本へ1台輸送された船便の履歴も話題となっていたが、これは、日本国内でのテスト走行が目的であると考えられ、国内発売の可能性が残される。タイミング的には、2023年10月に開催予定となっているジャパンモビリティーショーへの出品が期待され、これが国内初公開となるかもしれない。
インド仕様車によると、ジムニー5ドアのボディサイズは、全長3985mm×全幅1645mm×全高1720mm。ホイールベース2590mmとなる。現行ジムニーシエラと比較して、ホイールベースは+340mm、全長は+435mm拡大する。また、パワートレインについては、K15B型1.5L NAとトランスミッション5MT/4ATの組み合わせで、日本のジムニーシエラと近いものが採用されたが、重量増に伴う調整は施されていそうだ。
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ジムニー 5ドアは、何人乗りか?4人乗りの可能性が高い
新型ジムニー5ドアの乗車人数が何人になるのかも気になるところ。インドでは3列シート車の設定も噂されていたが、現在のところ発表されているのは2列シート車に限られる。新型ジムニー5ドアでは、全長が拡大されたものの、全幅については従来のジムニーシエラ3ドアと寸法上の違いが無い。後席に大人3人が乗車するのは、かなり無理がありそうだ。インド仕様車の後席ヘッドレストも、やはり2名分のみ装備されている。ジムニーシエラ 5ドアとして国内導入されても、乗車定員は4名に設定されることが予想される。
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ジムニー 5ドア ロングの電動化パワートレインは、ストロングハイブリッド?マイルドハイブリッド?EV?
ジムニー 5ドア ロングボディに搭載されるパワートレインはどのようなものになるのか。まずコンベンショナルエンジンとしては、現行ジムニーシエラと共通となる1.5L NAのK15B型の採用が予想される。
一方で、欧州や日本など先進国向けには電動パワートレインの搭載が必須となってきている。これには新型エスクードの「ストロングハイブリッド」と、欧州S-CROSSの「48Vマイルドハイブリッド」の二案が予想されてきた。さらに、スズキは、2030年までに投入するBEVを予告した。このなかで欧州仕様については、ジムニーらしき姿もあり、BEV搭載の可能性も浮上している。
ジムニー 5ドアEVの可能性、発売されても欧州向けに限られそう
スズキは、「2030年度に向けた成長戦略」を2023年1月に発表した。そのなかで日本、欧州、インドの各市場へ導入予定のBEVモデルが車種のシルエット付きで公開された。そして、欧州向けのBEVの1つに、ジムニーシリーズと思われるシルエットが確認された。
抽象化されたシルエットはジムニーシリーズの顔付きであることは間違い無さそうだが、3ドアなのか5ドアなのかは判断が難しい。また、こういったシルエットのBEVは、日本やインド向けの車種のなかには含まれなかった。ジムニーシリーズからBEVモデルが発売されそうだが、いずれにせよ、欧州向けに限られそうだ。
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ジムニー5ドアロングは、新型エスクードのストロングハイブリッド搭載の可能性
2022年春のマイナーチェンジで、新型となったエスクードは、従来通りハンガリー生産モデルの輸入が継続されたが、日本仕様と欧州仕様ビターラには、新開発のストロングハイブリッドが初搭載となった。
これにはメインユニットとしてK15C型のNAガソリンエンジンが採用された。組み合わさるPB03A型モーターの出力は、24.6kWということで、スズキが生産するもののなかでは最も本格的なハイブリッドシステムに仕上げられた。
スズキは、2025年までにインド市場へのBEVや高出力ハイブリッド車の導入を目標としていることを公表していた。つまり近い将来に、新型エスクードハイブリッド並の高出力ハイブリッドが、マルチ・スズキで生産対応されることが予想されていた。また、ジムニー5ドアへの搭載にあたっては、エスクードとはエンジン搭載方向が異なり、縦置き化していく必要があるだろう。
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ジムニー5ドアロングに欧州S-CROSSの48Vマイルドハイブリッド搭載の可能性
そして、ジムニー5ドアロングへの搭載が期待される、もう一つのパワートレインとして考えられてきたのが、新型S-CROSS欧州仕様に搭載される48Vマイルドハイブリッドである。
メインユニットにはK14D型の1.4L ターボ(ブースタージェットエンジン)を搭載し、WA06B型のモーターは出力10kWとなる。こちらのパワートレインもエンジン縦置き化の設計変更が必要となる。
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ジムニー 5ドアが、インドから日本に1台輸送
スズキ「ジムニー5ドア」 ロングボディ仕様は、インド市場を皮切りに2023年5月の発売が予定されている。プレスデー2日目の2023年1月12日のインド・オートエキスポでは完成車体が初公開され、同日にインド市場向けの先行予約もスタートした。
一方で、インドのマルチ・スズキから日本に向けて、1台の「ジムニー5ドア」が送られたのが確認されていた。これまで目撃されてきたテストカーに貼られていた開発コード「YWD 5DR …」のモデルが、船便のリストに入っているという。
この1台の「ジムニー5ドア」について、東京オートサロン2023でのサプライズ出品を期待する声も多かったが、これは実現せず。その目的は、東京オートサロンへの出品ではなく、日本国内におけるテスト走行である可能性が高いだろう。
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新型【ジムニー 5ドア シエラ ロング】オートエキスポ2023でのワールドプレミアが予想されてきた
新型「ジムニー シエラ 5ドア ロングボディ」の日本発売について、確定的な情報は無いものの、その可能性は大いに残される。しかし日本発売のスケジュールは2023年度後半までは待たされることになりそう。
「ジムニー 5ドア ロングボディ」は、まずはインドのマルチ・スズキ生産による現地仕様が2023年5月に先行発売される見込み。日本を含めたグローバル市場での販売展開はその後となりそうだ。
これまで、マルチ・スズキから日本へ輸入販売された前例としては、2020年7月まで販売されたバレーノがある。これと同様に「ジムニー シエラ 5ドア ロングボディ」が日本へ輸入販売されることが期待される。
ジムニーロング 3ドア商用車仕様の欧州発売も確定的か
また、「ジムニー ロング 3ドア 商用車仕様」については、欧州で販売される可能性は高いだろう。CO2排出量規制の緩い商用車での販売を目論んだもので、目撃されているテスト車両もこのモデルということになる。
ジムニー シエラ 5ドア ロングボディは、5人乗りと7人乗り
「ジムニー シエラ 5ドア ロングボディ」は5人乗り仕様と、7人乗り仕様の両面で開発が進められていると考えられる。特に5人乗り仕様は、全長4m未満となる見込みで、ホイールベースや全長は、これまでに目撃されてきた偽装塗装の3ドアロングテストカーと共通化されるはず。
ただし、7人乗り仕様ともなると、さらに全長を拡大させねば、3列目シートの搭載は難しそう。これにはリアオーバーハングの延長などが予想される。
ジムニーLWB(ロングホイールベース)は、リークされたロードマップ上にも明記されているが
2022~2025年の間に、スズキからデビューするSUVモデルのロードマップとして有名な図である。ここにも「JIMNY LWB & HEV」が2024年のマイナーチェンジのタイミングでグローバル市場で発売されることが図示されている。
左下には情報ソースとして、7つの自動車メディアのWebアドレスが書かれている。つまりこの図はリーク情報というより、自動車メディアの予想を丁寧にまとめたものに過ぎないのだが、かなり現実的な予想となっている。
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ジムニーロング 5ドアはホイールベースが延長される
リアオーバーハングではなくホイールベース延長なので、3ドア仕様に加え5ドア仕様が登場するのは予想がついていた
スズキは東京オートサロン2019でジムニーシエラ ピックアップ スタイルを発表していた。
これは通常ジムニーワイドより全長が300mm延長されていたが、ホイールベースに変更は無い。全長については、ジムニーロングのテスト車両と同じであるが、伸ばされた箇所が全く異なる。
このピックアップ スタイルのボディ後部は荷台であるが、このように2列目シートが無いか若しくは重視をしない設計であれば、リアオーバーハングを伸ばしたほうが都合が良い。
手間のかかるホイールベース延長を敢えてやったということは、後席に人が乗った場合の居住性を重視した表れだろう。
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ジムニー5ドアロングボディ仕様、Googleストリートビュー掲載の真相
余談となるが、開発中の5ドアロングボディ仕様が、Googleのストリートビューで発見され話題となった。
偽装無しの状態で、三重県鈴鹿市内を走行するジムニー5ドアロングボディ仕様であるが、その前後のコマでは、同色の3ドアジムニー通常モデルの画像が確認できる。つまり、この5ドア仕様はGoogleストリートビューが偶然に生み出した合成写真というわけだ。
よく見ると窓から見える運転席と後席に座っている方は、同一人物のようであるし、後席ドアバイザー前方が欠落している。リムジンに迫るような長すぎるホイールベースも現実離れしている。
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ジムニーロング5ドア日本仕様は、国内生産?インドから輸入?
欧州向けジムニー販売停止で増やすことができた、国内向けの生産台数
現行型ジムニーは、発売当初は静岡県の湖西工場にて、国内向けと欧州向けが生産されてきた。現在は、欧州向けは乗用車仕様の販売が停止中。また、湖西工場では、ジムニーLCVの生産も行われていると思われるが、予定台数は非常に少ないようだ。
欧州向けのジムニーシリーズの生産は基本的には大幅減ということになり、湖西工場における国内向けジムニーの生産割り当て台数は増やされてきた。フルモデルチェンジ当初のジムニー、ジムニーシエラを合わせて約1350台規模であった月間販売計画は、5000台規模にまで拡大された。
ただし、直近では半導体不足による生産調整のため減らされた。

マルチ・スズキでもジムニーの生産スタート
さらにグローバルに目を向けると、インドの現地工場であるマルチ・スズキで、ジムニーシエラ日本仕様と同等モデルの生産がスタートしている。
スズキの発表によると、マルチ・スズキでのジムニーの生産は中南米、中東、アフリカなどに向けているとしている。それでも、ジムニーシリーズ全体としての生産能力が増強されたことで、他の生産工場の負担軽減が期待される。国内向けジムニー、ジムニーシエラの納期短縮も期待でき、ジムニー 5ドア ロングを国内生産する余裕も出てくるかもしれない。
ジムニーロングの発売時期にマイナス材料、半導体不足による生産調整で通常モデルの納期が縮まらない
現行型ジムニーおよびジムニーシエラは発売時の好受注に始まり、コロナによる生産減を経て、最近では半導体不足による生産調整を強いられている。納期が縮まらない状況が続いているのだ。
現在のところ、オーダーの際に言い渡される納期としては1年前後の期間が多いようだが、実際にはそれより相当に早く納車されるケースもある。正確な納車時期が読めないというのが実情だろう。このような現行モデルの対応で手一杯の状況では、派生モデルであるジムニーロングの発売は後回しにされそうである。
しかし、海外向けの派生モデルが2021年夏に複数の市場でデビューしている。英国向けのジムニーLCVもその一つである。
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ジムニーロングの発売に好影響か、英国向けジムニーLCVが発売、派生モデルが追加される段階になった
LCVは「Light Commercial Vehicle」の略で小型商用車を意味する。欧州ではCO2排出量規制の関係で乗用タイプのジムニーが販売停止となっているが、規制の緩い商用車の枠で新たに発売されたのがジムニーLCVである。シート配列は前席のみの二人乗り仕様で、後ろの広いラゲッジとは格子状の金網で仕切られる。
残念ながらジムニーLCVが日本発売される予定はない。ただし、通常ジムニーの納期が縮まらない状況下においても、派生モデルを出していく姿勢が見られたのは、ジムニーロング発売に向けてのプラス材料と言えそうだ。
ジムニー 5ドアロングは欧州が主力、現行ジムニー3ドアの欧州仕様は電動化に遅れ販売規模縮小
ジムニー ロングボディのテスト車両が目撃されてきたのは「欧州」であり、やはりここを主力市場の一つとして、開発されていると考えられる。欧州ではCO2排出量規制が厳格化しており、メーカーに課せられる罰金制度も始まっている。
現行ジムニーの欧州販売は、後部座席未装着で広いラゲッジとした、二人乗りビジネス仕様のみの販売に縮小されており、これはまだ規制が緩い商用車の販売枠を活用したものである。欧州市場における現行ジムニーの本格的な販売はストップしている状況だ。
自動車リサーチ 記事リスト | |
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ジムニーノマド5ドア ロングボディ まとめ
まとめ更新日: 2025/02/28
- 2025年1月30日に正式発表
- 4AT、FCグレードが消費税込み車両本体価格 275万円
- 5MT、FCグレードが消費税込み車両本体価格 265.1万円
- 2025年4月3日 発売予定
- 受注台数約5万台でオーダーストップ
- 日本向け月販計画台数が当初1,200台から2,500台程度に増やされると報道
- 他の業者による輸入計画も存在し2024年2月20日より販売開始とアナウンス
- 2023年6月7日インド発売
- ジムニーシエラから全長+435mm、ホイールベース+340mm
- 4人乗り仕様
ジムニー ノマド 正式発表 画像 2025年1月
ジムニー5ドア 画像 東京オートサロン 2024年1月
ジムニー5ドア 画像 特許庁 意匠登録 公開 2023年6月
ジムニー5ドア 画像 インド仕様 2023年1月
ジムニー 歴代モデル
ジムニー5ドア リーク画像
(Twitterの利用規約に基づいた引用をさせていただいております)
ジムニー5ドア
擬装シール無しのモデルが走行テスト
来月のインド Auto Expoでワールドプレミアか https://t.co/JprWku5uGs— 自動車リサーチ (@car_research_) December 21, 2022
スズキ『ジムニー5ドア』ついに実車をスクープ!1.5LマイルドHVで、2023年初登場か?https://t.co/cfr8BLS8aB pic.twitter.com/gwWpN8tavB
— レスポンス (@responsejp) July 20, 2022
右ハンドル仕様 リーク動画
Upcoming Maruti Jimny 5-door version spied in detail
Spy shots – Sky Cars / Indra Fathan pic.twitter.com/5Z3Y0dERTu
— RushLane (@rushlane) September 19, 2022