スバルがフォレスターの10ベストカー選出を辞退、日本カーオブザイヤー

スバル

2018-2019 日本カーオブザイヤー 10ベストカー選出リスト

2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考会が2018年12月7日に行われる。既に第一次選考の結果が出ており、ノミネート全27車種の中から10ベストカーが選ばれた。

スバル・フォレスター

スバル新型フォレスター
5代目モデルが発売、約6年ぶりのフルモデルチェンジとなった。エクステリアの方向性は先代型からほぼ変わらず。スバルグローバルプラットフォームの採用により、基本性能を大幅に向上させた。10ベストカーに選ばれたが、その後、スバルはブレーキ検査に関する不正問題が表面化しており、最終選考を待たずに辞退する結果に。

トヨタ・カローラ スポーツ

カローラ
12代目カローラが発売。先に5ドアハッチのスポーツが登場し、セダンとワゴンもまもなくリリースされる。本モデルから5ナンバー日本仕様を捨てて、ワンサイズ大きくなり3ナンバーサイズとなった。伝統のカローラを廃止して、オーリスを後継に充てたというのが実質的なところである。

トヨタ・クラウン

クラウン
約5年半ぶりのフルモデルチェンジで15代目モデルとなった。国内メインの上級セダンで、今どき、このモデルサイクルを維持できるのは立派である。マークXの終了が確定的となる中で、若返りが求められており、エクステリアはスポーティにリフレッシュ。JCOTY受賞の大本命モデルであろう。

ホンダ・クラリティ PHEV

クラリティPHEV
2016年に発売された燃料電池車のクラリティにPHEV版が登場。なぜ、このクルマが第一次選考を突破したのかが謎である。ただ、搭載される1.5L i-MMDは、今後、ホンダの小型車クラスに普及が進むハイブリッドシステムで期待が大きい。

マツダ・CX-8

CX-8
マツダからは2017年12月に発売されたCX-8が10ベストカーに入った。マツダはミニバン車種を廃止しており、SUVのCX-8が国内唯一の3列シートモデルとなる。高得点が期待されるが、クラウンの存在感には及ばず、次点と予想する。

三菱・エクリプスクロス

エクリプスクロス
三菱自動車から久しぶりの新型車。日本ではあまり売れていないが、グローバルの販売実績は堅調である。いい意味での三菱らしい質実剛健さがあり、選考員の心を掴み上位に食い込む可能性はある。

アルファロメオ・ステルヴィオ

ステルヴィオ
流行のSUVスタイルの車種を出したことで、幅広い層へアルファロメオの存在をアピールすることに成功した。人と同じクルマに乗りたくない、ドイツ御三家では物足りない、というニーズに応えた。顔立ちの良さは抜群である。

BMW・X2

BMW X2
コンパクトサイズながらもクーペSUVボディを取り入れたモデル。ベースになっているのはX1で、FFプラットフォームはもちろんホイールベース値も共通となる。エクステリアではBMWの最新デザインが取り入れられており、新鮮なイメージに仕上がっている。

ボルボ・XC40

ボルボ XC40
ボルボは前回の2017-2018JCOTYをXC60で受賞した。今回は一回り小さいXC40で第一次選考を通過したが、さすがに2年連続の受賞は難しいだろう。ただし、日本ではXC40の方が扱いやすいサイズ感ではある。

フォルクスワーゲン・ポロ

ポロ
大きくなり過ぎたゴルフに対し、新型ポロはちょうどいいサイズのコンパクトカーに進化した。居住性、ラゲッジサイズともアップしており、日常での使い勝手に余裕が生まれた。ただ、ポロという格下ネームが従来のゴルフオーナーの心には響かないか。

以上、辞退したフォレスターを除く、9モデルで選考が行われる予定。

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