スーパーキャリイ発売予定、スズキの軽トラックが客室拡大

スズキ

スズキ・スーパーキャリイが市販化、リクライニングシート採用

スズキからスーパーキャリイが2018年夏に発売される予定となっている。

(写真は新型スーパーキャリイのコンセプトカー)
スーパーキャリー コンセプト

スズキ新型スーパーキャリイは、軽トラックのキャリイシリーズに追加されるキャビンスペース拡大バージョン。最近、東京モーターショー2017あるいは東京オートサロン2018などの国内のショーイベントでコンセプトカーが公開されてきたが、これが市販化されることになる。

スズキ スーパーキャリー コンセプト スーパーキャリー コンセプト2

新型スーパーキャリーは、ハイゼットジャンボと直接対抗

通常のキャリイから延長されたキャビン部分は、座席のリクライニングスペースとして使われる。一般的な軽トラのパッケージングは荷室優先のため、垂直に近い角度のシートバックが採用されることが多い。調整幅の十分なリクライニング機能が備わることで、自然な着座姿勢でのドライブや、よりリラックスした車内での休憩を取ることが可能となる。

スーパーキャリー シート スーパーキャリー スライドシート

また、キャビン内は雨に濡れたくない荷物や工具の積載スペースとして使うこともできる。

スーパーキャリー 室内

延長されたキャビンのボトム部分は、荷室側からえぐられるように空洞となっている。やはりキャビンが拡大された分、荷室サイズが小さくなってしまう必然性があるが、この構造により長尺物の積載性が確保される。例えばコンパネを荷室へ平置きするといったケースは、これまでのキャリイに近い使い勝手となる。

スーパーキャリー 荷室

同様のパッケージングを採用するライバル車では、ダイハツ・ハイゼットジャンボがあり、新型スーパーキャリイと直接対抗するモデルとなるだろう。

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