アルファロメオ ジュリア、今秋発売の新型車が登場
開催中の大阪モーターショーでは新型ジュリア日本仕様が出品され注目を集めた。
出品されたのは、新型ジュリアのなかでも最上級となるクアドリフォリオ。アルミニウム製の2.9L V6ツインターボエンジン搭載で、そのスペックは510ps、最大トルクは600Nmとなる。このモンスターエンジンによるパフォーマンスは、0-100km/h加速が3.9秒、最高速度が307km/hとなる。
新型ジュリアはドイツ系プレミアムブランドに対抗するFRセダン
アルファロメオとしては久しぶりのFRベースの新型車ということで、その存在感はラインアップのなかでも抜群。エクステリアではフロントオーバーハングの短さが効いており、クールなスポーツセダンとして引き締まった印象である。フロントデザインは、逆三角形の縦型グリルからボンネットに伸びるキャラクターラインによって、アルファロメオらしさが主張される。
フロントリアの重量配分は50:50を実現。グレードラインアップと車両価格もメルセデスベンツ・Cクラスに直接対抗する内容で挑戦的だ。他、BMW・3シリーズ、アウディ・A4といった従来のドイツ車ユーザーからの引き抜きを明確に意図したものとなっている。
クアドリフォリオにはアクティブエアロスプリッターがフロント下部に装備される。時速100kmで自動的に作動する可動式カーボンファイバースポイラーによって最適なダウンフォースが得られる。
トランクルームはクラス最大の開口部となり、ゴルフバッグの出し入れがしやすい。