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スカイラインクロスオーバーがフルモデルチェンジ、新型QX50登場
インフィニティ新型QX50がロサンゼルスオートショーでワールドプレミアを迎えた。
QX50は日産が海外展開するプレミアムブランドのインフィニティでラインアップされるクロスオーバーSUVモデルである。日本では日産・スカイラインクロスオーバーのモデル名で2016年まで販売された実績があり、やはりこの新型も日本導入されることが期待される。
新型QX50は可変圧縮比ターボVC-Turboエンジン搭載、プロパイロット採用
新型QX50のボディサイズは全長4693mm×全幅1903mm×全高1679mm、ホイールベースは2800mmとなる。ホイールベースは先代型から変わらずであるが、全幅と全高はサイズアップしており、居住性は向上している。北米向けクロスオーバーSUVとしては、このくらいのサイズ感があったほうが売りやすいだろう。
自動運転技術のプロパイロットも採用される。ハイウェイの単一車線走行に限られるが、ステアリング操作とアクセル/ブレーキの速度コントロールの自動化により、ドライバーの負担が軽減される。
そして、このQX50には大きな技術的トピックがあり、世界初の量産型可変圧縮比エンジンが搭載される。
直4 2.0Lでターボが付き、VC-Turboと称されるこのエンジンは、最高出力200kW(272ps)、最大トルク380Nm(38.75kgfm)のパフォーマンスとなる。圧縮比は8:1~14:1の間で、最適なものがシームレスに調節され、出力と環境性能の向上に寄与する。