新型アルテオン、CC後継の市販モデルをフォルクスワーゲンが公開予定
フォルクスワーゲンは新型アルテオン(Arteon)を、3月7日よりプレスデーが始まるジュネーブモーターショー2017で発表する。これに先駆けて、ティザー画像2点が公開されている。
アルテオンはパサートよりも上のクラス、スポーツクーペコンセプトの市販型
新型アルテオンは、2016年に販売が終了したCCの後継モデルとして考えられるモデル。フォルクスワーゲンはこれをアバンギャルドグランツーリスモとして位置付けている。
2年前のジュネーブモーターショー2015を振り返ると、フォルクスワーゲンはスポーツクーペコンセプトGTEとして、次期CCと噂されたモデルを予告していた。新型アルテオンはその市販型と考えていいだろう。
(写真はスポーツクーペコンセプトGTE、ジュネーブモーターショー2015)
フロントグリルとヘッドランプが一体化し、横桟ラインが特徴のフロントデザインはスポーツクーペコンセプトGTEと新型アルテオンで共通している。また、後ろからのティザー画像でも、ファストバック形状のルーフライン、そしてリアコンビネーションランプがスポーツクーペコンセプトGTEで示されたものと酷似しており、既に2年前の段階で新型アルテオンのエクステリアの多くが確定していたことになる。
従来型CCは、かつてパサートCCとして呼ばれていたこともあり、パサートの4ドアクーペ版という認識が浸透していた。ただし、新型アルテオンについては、パサートより上のクラスであることが明言されている。