車名はアスレジャーか、三菱自動車が新型の小型クロスオーバーSUVの市販型を発表
三菱自動車は3月よりプレスデーが開かれるジュネーブモーターショー2017で新型のコンパクトクロスオーバーSUVの市販型を公開する予定となっている。これに関するティザー画像が一点公開されており、サイドからのシルエットを確認することができる。以前からクーペSUVとされたモデルであり、リアドア有りの5ドアハッチバックのボディスタイルであることがわかる。
不祥事と販売不振のイメージが拭えない三菱自動車であるが、久々のニューモデルの登場となる。しかも今回は出る出る詐欺のコンセプトカーではなく、れっきとした市販型。新型車の車名は未定ではあるが、三菱自動車が近年商標登録したものの中から未使用のもの、かつコンパクトクロスオーバーSUVのイメージに合うものとなると、アスレジャー(Athleisure)が有力な候補となる。
新型アスレジャーは日本では発売されるはず、EVパワートレインは遅れて投入か
新型アスレジャーのメインターゲットは欧州市場ということになるが、日本でもほぼ間違いなく発売されるだろう。というのもアスレジャーの前身となるモデルは、東京モーターショー2015で初公開されたeXコンセプトである。日本市場の発売が前提となっているわけだ。eXコンセプトはEVパワートレインであったが、ジュネーブ発表のモデルはガソリンかディーゼルと考えられる。
2017年のジュネーブモーターショーでは、日系ブランドの新型クロスオーバーSUVの発表が目立つ展開となりそうだ。このアスレジャーの他に、スバルは新型XV、日産は新型ジュークといずれも市販型をワールドプレミアさせる見込みとなっている。