S660のプレミアムバージョンが登場、ラグジュアリーMRオープンスポーツ
ホンダは東京オートサロン2017で、S660をベースにしたカスタマイズモデルとしてBruno Leather Editionを発表した。
(写真はS660 Bruno Leather Edition)
様々なカスタムカーが出品される東京オートサロンであるが、中にはメジャーメーカーによる市販予定車も含まれている。このS660 Bruno Leather Editionもその一つ。ベースとなるS660はホンダが2015年に発売した軽自動車規格のMRオープンスポーツカーで、趣味のセカンドカーとして維持費用の安さから手が届きやすいモデルとして注目される。
ホンダ・S660 Bruno Leather Editionは市販される、発売日は2017年春に予定
S660のライバルは2014年に発売されたダイハツ・コペンである。こちらはFF駆動で、電動ハードトップを装備するなど、軽自動車の規格内でラグジュアリーな方向にベクトルが向けられたモデルであった。軽オープンという括りでライバルと言われつつも純スポーツ志向のS660とは方向性が大きく違った。
今回のS660 Bruno Leather Editionは、従来のS660が持つスポーツ性能を残しつつもラグジュアリーな装備で飾られたモデルとなる。専用のタン色レザーシートと高級感あるベルベットマルーンメタリックのボディカラーをメインにプレミアムカーの要素が加えられた。この他、オールブラックのアルミホイールやインパネ周りも専用品となる。これまでのS660では購買意欲が湧かなかったファンにも是非一度見ていただきたいモデルとなる。
S660 Bruno Leather Editionの発売時期は2017年春を予定している。