ムーヴキャンバス発売予定、コンテ後継はスライドドア装備
ダイハツから新型ムーヴキャンバスが発売される予定となっている。発売日は2016年9月7日頃が予想される。
(写真はコンセプトカーのHINATA)
ダイハツは2015年の東京モーターショーで、新たなコンセプトカーとしてHINATAを発表していた。これはスライドドアタイプの次世代軽ワゴン車がムーヴの車体をベースに開発中であることを意図したものであった。
ムーヴキャンバスは低い全高でタントおよびウェイクと差別化
これまでムーヴの派生車としては、オシャレで四角いボディが特徴のムーヴ コンテがラインアップされてきた。2008年デビューのムーヴコンテは、軽自動車としては非常に長い8年という販売期間となっており、後継モデルの導入が求められるタイミングに来ている。今秋に登場する新型ムーヴキャンバスがその役目を果たすことになるだろう。
(写真は従来型ムーヴコンテ)
新型ムーヴキャンバスは、ムーヴコンテには設定されなかったスライドドアを装備することで、新たな購買層にアピールされることになる。
(写真はタント)
ダイハツのスライドドア軽ワゴン車といえば、これまでタントとウェイクが販売されてきた。これらとムーヴキャンバスの決定的な違いはルーフの高さにある。現行モデルの全高はタントが1750mm、ウェイクが1835mmとなっているが、新型ムーヴキャンバスは1660mm程度になる見込み。ムーヴベースならではの高速走行時の安定性が与えられる。もちろん車体重量も軽くなり、空力特性も良くなるから加速や燃費の面でも有利となる。エンジンはNAとターボの2種類が設定されるが、NAで十分と考えるユーザーが比較的多くなるだろう。