ウェイクバンがデビュー、軽乗用車ベースの快適商用バンが追加発売
ダイハツはウェイクの広大な車内スペースを活かした商用車仕様として、ウェイクバンを2016年6月13日に発売する予定となっている。
ウェイクはダイハツの超スペース型軽ワゴン車として2014年にデビューしたモデルであった。乗用タイプのハイルーフ軽ワゴン車ではタントの全高1750mmが最高であったが、ウェイクは全高1835mmとこれを上回る。ウェイクの装備を簡素とすることで商用車へ展開されることになる。
ウェイクバンはシンプル装備、2シーター化、スマートアシストあり
ダイハツの軽商用バンとしてはハイゼットカーゴがあった。ハイゼットカーゴは全高1890mmとウェイクよりも高く、シート下エンジンなどのパッケージングの工夫により、優れた荷室空間を持つ。ただし、快適性という意味ではエンジンはウェイクのようにFFレイアウトの位置にあったほうがメリットは大きい。このあたりがハイゼットカーゴとウェイクバンの大きな違いとなりそうである。
ウェイクバンでは後部座席は取り除かれた2人乗り仕様となる見込み。ハイゼットカーゴのような簡易型の折りたたみシートが付くかどうかは現時点では不明である。エクステリアおよびインテリアの装飾はシンプルなものに置き換えられ、車体価格は現行ウェイクの136万0800円から大幅に安くなることが期待される。ただし、安全運転支援システムのスマートアシストは装備されるとのことだ。
また、商用車であるから4ナンバー車ということもポイントになる。