ビーゴとラッシュに後継モデルあり、ダイハツが開発中
ダイハツ・ビーゴとそのOEMモデルのトヨタ・ラッシュは2016年3月を以って販売が終了している。後継モデルは2017年の発売に向けて開発が進められている。
コンパクトクロスオーバーSUVのビーゴはダイハツによって開発、生産されてきたモデルで、トヨタへはラッシュのモデル名で車体供給されてきた。そんな中、トヨタは2016年1月にダイハツを完全子会社化しており、小型車のセグメントにおいての協業が加速されることになった。そして次期ラッシュもこの影響を受けることになる。
次期ラッシュは従来型同様にダイハツによって開発が進められているが、ハイブリッドパワートレインとして、アクアと同タイプの1.5L THSⅡが搭載される見込みとなっている。完全子会社化により、トヨタからダイハツへのハイブリッドシステムの供給が容易になったと考えていいだろう。
この他にも1.5Lガソリンエンジンモデルが用意され、手に届きやすいエントリーグレードとなる。ボディサイズは5ナンバーが維持される。
次期ビーゴ/ラッシュはC-HRより一回り小さい、トヨタ独自開発の小型クロスオーバーSUV
一方でトヨタは、C-HRとしてグローバルでの販売を計画している新型のコンパクトクロスオーバーSUVがあり、既に市販型を発表している。
C-HRのボディサイズは全長4350mm×全幅1795mm×全高1555~1565mm、ホイールベースは2640mmとなる。次期ビーゴ/ラッシュはこれより一回り小さくなる。また、C-HRに搭載されるパワートレインは2つ用意される見込みで、プリウスと同タイプの1.8L THSⅡと、オーリスと同タイプの1.2Lターボとなる。