次期セレナは自動運転搭載で今夏発売、直3 1.2L シリーズ式ハイブリッド採用

日産

次期セレナがフルモデルチェンジ、シリーズ式ハイブリッド採用予定

セレナのフルモデルチェンジが2016年夏に実施される予定となっている。

(写真は現行セレナ)
セレナ

日産の主力ミニバンであるセレナは、これまで5~6年間隔でモデルチェンジを繰り返してきた。2010年発売の現行型は既にモデル末期のタイミングにあり、今夏にもフルモデルチェンジを受けることになる。

新型セレナ、まずは先行して販売されるのが現行型をベースにした2.0LのNAガソリンエンジンモデルとなる。現行型のJC08モード燃費は13.8km/Lであるが、ライバルのトヨタ・ノア/ヴォクシー/エスクァイヤの16.0km/Lに大きくリードされており、この水準に持っていく必要がある。

(写真はノアハイブリッド)
ノア ハイブリッド

そして、上級パワートレインとしては新開発の直3 1.2L ハイブリッドの搭載が見込まれ、こちらは約一年遅れで追加発売される見込み。日産の2.0Lクラスのハイブリッドシステムは、現行セレナハイブリッドのS-HYBRID、そしてエクストレイルハイブリッドにおいて本格ハイブリッドシステムを市販化させている。次期セレナに搭載されるのは更なる進化バージョンで、モータートルクのみによって走行し、発電専用エンジンを備えたシリーズ式ハイブリッド、別名レンジエクステンダーと呼ばれるタイプとなる。

次期セレナから採用がスタートする日産の自動運転システム、パイロットドライブ1.0

パワートレインの進化に加えて、さらに注目されることになるのが自動運転システムのパイロットドライブ1.0の採用である。
IDSコンセプト マニュアルドライブモード IDSコンセプト パイロットドライブモード

近年、クルーズコントロールや自動ブレーキシステムといった速度に関する自動制御システムが新型車のトレンドとなっているが、日産は遂にハンドル操作の自動化を一般向け市販車に導入することになる。日産の自動運転システムは2015年の東京モーターショーで提案されていたが、早くも新型セレナから実用化されることになる。

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