アルファロメオ・ジュリアが復活、トップグレードは510hpのV6 2.9Lターボを搭載
アルファロメオ・ジュリアが開催中のフランクフルトモーターショー2015に出展された。
新型ジュリアは2015年6月にミラノ国際博覧会にてワールドプレミアされたモデル。今回はモーターショーデビューということでより多くのファンに公開されることになった。
新型ジュリアはギブリと共通のFRプラットフォーム採用、4WDモデルもラインアップ
車名のジュリアは1978年以来の復活採用となる。プラットフォームはマセラティ・ギブリと共通化されている。
トップグレードとなるクアドリフォリオは、オールアルミ製のV6 2.9Lのガソリンターボエンジンを搭載。最高出力510hp、最大トルク600Nmのスペックで、0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は307km/hといったパフォーマンスを誇る。チューニングは元フェラーリのエンジニアによって行われ、フィアットグループが総力を挙げた開発によって完成された。
新型ジュリアの駆動方式はFRと4WDがそれぞれ設定される。アルファロメオブランドでFRモデルがラインアップされるのは、1992年まで販売された75以来となる。
アルファロメオ新型ジュリア クアドリフォリオの車両価格は7万9000ユーロ(日本円換算約1066万円)からに設定される。さらに9万5000ユーロの最上級スポーツモデルも設定される他、ガソリンおよびディーゼルの直4エンジン搭載モデルもラインアップされる。
欧州ブランドではBMW・M3やメルセデスベンツ・AMG C63といったプレミアムスポーツセダンが対抗モデルとなってくる。