ザ・ビートルにカブリオレが追加、日本価格は375万円
フォルクスワーゲンジャパンはザ・ビートル カブリオレ日本仕様を発売した。
車体は昨年2012年12月開催のロサンゼルスオートショーで発表されていたものであり、2012年から日本導入されていたザ・ビートルのコンバーチブル版となる。
(写真はジュネーブモーターショー2013で出展された特別カラーのザ・ビートル カブリオレ。日本導入カラーはレッド、ホワイト、イエロー、ブルー、ブラックの5色のみ。)
ザ・ビートル カブリオレは電動式ソフトトップを採用
ザ・ビートル カブリオレに装備されるルーフは電動開閉式で、オープンで9.5秒、クローズで11秒といった短時間での動作を実現している。この手の電動ソフトトップは最後のロック施錠解除を手動によって行うものもあるが、このザ・ビートルカブリオレはフルオートによる開閉が可能となっている。また、速度50km/h以下であれば走行中の開閉にも対応しており、気軽にオープン走行を楽しめるのも嬉しい。
搭載されるパワートレインは、既に日本導入されているザ・ビートルと共通で、1.2L TSIのガソリンエンジンに7速DSGのトランスミッションを組み合わせたシステムとなる。JC08モード燃費は17.6km/Lを達成しており、エコカー減税75%対象であることもユーザーにとってありがたい。
またオープンカーならではの安全対策としては、横転時に頭部を保護するロールバーが後部座席後方から自動的に飛び出すシステムが導入されている。通常時は、このロールバーがリアシート後方に隠れており、安全装置がデザインの犠牲にならない工夫が施されている。先代のニュービートル カブリオレから引き続き導入されたこの装置のおかげで、ザ・ビートル カブリオレのリア周りはクラシックオープンカーのようなスッキリとした仕上がりとなった。
ザ・ビートル カブリオレに設定されるグレードは1タイプのみで、カラーリングは外装5色、内装2色(ブラック、ベージュ)の展開。車両価格は375万円でフォルクスワーゲンジャパンより販売される。