7代目ゴルフ GTI、フォルクスワーゲンの新型ホットハッチが2013年発売

フォルクスワーゲン

新型ゴルフGTIのパリモーターショー2012画像

フォルクスワーゲンは新型の『ゴルフGTI』をパリモーターショー12で発表した。
ゴルフ7 GTI
ゴルフⅦGTI コンセプト
この新型ゴルフGTIは、先月ベルリンで発表されたばかりの7代目ゴルフの高性能バージョンのコンセプトモデルである。フォルクスワーゲンによれば「ほとんど市販化の準備はできている」とのことで、欧州を皮切りに2013年発売予定とされている。GTI人気の高い日本市場にも遅くとも2014年の前半頃には投入される見通しだ。
新型ゴルフGTI
7代目ゴルフGTI
フォルクスワーゲンのゴルフGTIといえば、実用的なハッチバック車がホットなスポーツ性能を併せ持つという、いわゆる「ホットハッチ」の代名詞的存在である。今回の新型ゴルフGTIは、詳細なスペックについては公表されてはいないものの、期待を裏切らない仕様となっている。
標準仕様では最高出力220ps、最大トルク350Nmというハイパフォーマンスにもかかわらず、現行モデルと比較して18%の燃費向上というのがポイントとなる。6Lで100km走行を可能にするというコンセプトから、おそらく市場モデルでも16.0km/Lは実現されるだろうが、これは現行モデルの13.0km/Lと比較してかなりの改善である。
VW ゴルフGTI
ゴルフ7 GTI シート

次期ゴルフGTIに設定されるパフォーマンス・パッケージ

また注目すべきは、「パフォーマンス・パッケージ」という最高出力がさらに10psほど引き上げられるオプションが用意されるということだろう。
このように2タイプを用意した一番の理由はあくまで標準仕様の燃費をアピールしたかったからであろうが、パフォーマンス・パッケージはわざわざ通常のゴルフではなくゴルフGTIを選ぶ人が何を求めているかということに対して、フォルクスワーゲンなりに用意した答えとも解釈できる。

タイトルとURLをコピーしました